
子供の学習教材を探している方にとって、進研ゼミとZ会のどちらにするか迷うことがあると思います。
どちらの教材も紙媒体のコースとタブレットコースがあり、始めての方にとっては似たような学習教材に見えますよね。
我が家にも小学生がいるので進研ゼミとZ会で悩んだのですが、比較してみるとわかったことがあるんです。
というのも、進研ゼミとZ会では教育方針や難易度は対極と言っていいほど異なります。
具体的には、
- 進研ゼミは教科書準拠なので、学校のテストに向けて学習しやすい教材。
- Z会は中学受験を見据えてハイレベルな思考力を身につけやすい教材。
そのため、学校のテストを基準に考えたい方は進研ゼミがおすすめです!
進研ゼミは子供さんの理解度に合わせて学習内容が理解しやすい工夫がされているので、勉強が苦手に感じたために教材を探している方は、まずは進研ゼミを試してみましょう!
今回は、学習教材選びに迷っている方のために、進研ゼミとZ会を比較した結果を解説していきます。
ここが違う!進研ゼミとZ会の目的!
まずは、進研ゼミとZ会の違いを知っておきましょう。
一言でいうと、進研ゼミは「学習の習慣化と基礎固め」、Z会は「本質的な思考力の育成と発展学習」を目的としています。
それぞれの目的の違いを3つの軸で詳しく解説します。
「何を達成するか」の目的(ゴール)の違い
進研ゼミ(小学講座)
主目的: 学校の授業の理解と、自習の習慣づけ
目指すゴール: 教科書の内容をしっかり理解し、学校のテストで確実に100点を取ること。そして、「毎日自分でタブレットを開いて勉強する」という学習のペースメーカーになることを目的としています。
Z会(小学生コース)
主目的: 教科書+αの思考力を養い、将来に生きる「本質的な学力」をつけること
目指すゴール: 単なる暗記やパターンの当てはめではなく、「なぜそうなるのか」を深く考え抜く力を育てること。学校の授業を一歩超えた発展的な問題や、中学受験・難関校受験を見据えた土台作りを目的としています。
「どうやってやる気を出すか」のアプローチの違い
子どもを机に向かわせるための「動機付け(目的)」にも違いがあります。
進研ゼミのアプローチ
「楽しさ」から入る: キャラクターやアニメーション、努力賞ポイントでもらえる景品、数ヶ月に一度届くエデュトイ(実験キットなど)で子どもの好奇心を刺激します。「勉強=楽しいもの」と思わせることを手段(目的)にしています。
Z会のアプローチ
「知的な喜び」で満たす: 画面や教材は非常にシンプルで、おもちゃのような付録は一切ありません。余計なノイズを削ぎ落とし、「難しい問題が解けたときの達成感」や「知る喜び」そのものをモチベーションにすることを目的としています。
「添削(赤ペン先生 vs Z会指導者)」の目的の違い
どちらも記述力をつけるための添削指導がありますが、その役割が異なります。
進研ゼミ(赤ペン先生)
目的: 「褒めて伸ばす・親近感を持たせる」
担任制の先生が、温かい手書きのメッセージで子どもの頑張りをとにかく褒めてくれます。「先生が応援してくれているから次も出そう」という、継続の支えになることが大きな目的です。
Z会(添削指導)
目的: 「答えに至るプロセス(考え方)を正す」
解答が合っているかだけでなく、「どういう思考プロセスでその答えを書いたか」を厳しく丁寧にチェックします。部分点の取り方や、よりスマートな解き方を論理的に指導し、記述力を引き上げることを目的としています。
進研ゼミはニガテを残さない学習を重要視し、Z会は考えることを楽しむ学習を重要視しています。
もし選び方を間違えてしまうと、
学校のテストを基準に考えたい方がZ会を選ぶと難しすぎる教材になりますし、
受験対策のために基礎よりも応用を学習したい方は進研ゼミを選ぶと易しい教材になります。
そのため、目的に合わせて教材を選びましょう!
進研ゼミとZ会の基本スペックの違い!
全体のイメージを掴むために、両者の基本情報を表にまとめました。
| 項目 | 進研ゼミ(小学講座) | Z会(小学生コース) |
| 主な対象層 | 教科書内容を完璧にしたい・学習習慣をつけたい子 | 基礎から発展・中学受験まで、深く考えたい子 |
| 難易度 | 標準 〜 応用 | 応用 〜 発展(高め) |
| 学習スタイル | タブレット(推奨) または 紙のテキスト | タブレット または 紙のテキスト |
| 付録・エデュトイ | あり(実験キット、キャラクターグッズなど) | なし(シンプルな教材のみ) |
| 添削指導 | あり(赤ペン先生:担任制) | あり(担任制添削者が個別指導) |
| 中学受験対応 | オプション講座(考える力プラス)で対応 | 「中学受験コース」が独立して存在 |
では、詳しい内容について比較していきましょう。
費用を比較
進研ゼミとZ会の費用を比較してみました。
進研ゼミとZ会は紙のコースとタブレットコースがあり、Z会は教科の数によっても料金が変わります。
そこで、Z会は5教科を選んだ場合のコースを対象に比較してみました。
12ヶ月一括払いの月あたりの料金を比較(税込)
| 進研ゼミ(紙) | 進研ゼミ(タブレット) | Z会(紙) | Z会(タブレット) | |
| 1年生 | 3300円 | 3300円 | 3672円 | 3995円 |
| 2年生 | 3700円 | 3700円 | 3672円 | 4335円 |
| 3年生 | 4600円 | 4600円 | 4980円 | 7480円 |
| 4年生 | 5400円 | 5400円 | 8680円 | 7990円 |
| 5年生 | 6300円 | 6300円 | 9980円 | 8925円 |
| 6年生 | 6800円 | 6800円 | 9980円 | 9775円 |
他にかかる費用
進研ゼミ
- 入会金:0円(無料)
- タブレット代:24ヶ月以上の継続受講で専用タブレット代は0円。
Z会
- 入会金:0円(無料)
- タブレット代:44’600円(税込)※ただし、ご自宅のタブレットも可能
費用面で比較すると、
コストを抑えて全教科バランスよく学びたいかたは圧倒的に進研ゼミがおすすめです。
進研ゼミで物足りなさを感じた方でも、有料オプション講座を追加することで作文・表現力が学べたり、教科書を超えた応用力・思考力を身につける講座があります。
年間ラインナップを比較
進研ゼミとZ会では、毎月届く教材に違いがあります。
進研ゼミは毎月のメインレッスンに加え、体験学習が多く含まれているのに対し、Z会はテキストのみの構成となっています。
小学3年生でタブレットコースを選んだ場合の年間に届く教材を比較してみました。
進研ゼミの年間ラインナップ
毎月の教材
- メインレッスン
- キミ専用問題
- 実力アップレッスン
- 赤ペン先生の記述力指導
テスト対策・おさらい・応用
- テスト100点問題集
- 実力診断テスト
- 中学受験につながる国語算数ワーク
いつでも使える教材
- AI国語算数トレーニング
- 4技能別Challenge English
- 電子図書館
- わくわく発見ブック
時期ごとの教材
〜1学期〜
- タイピングアイランド
- 理科社会すごろクイズアドベンチャー
- スーパーヘッドフォン
- 3年生漢字ポスター
- スペースタイピング
- 地図記号をつくろう!
- 地図でたからさがし
- わり算忍者大合戦
〜夏休み〜
- ミラクルカガク実験ラボ
- 夏の実力アップドリル
- 夏休み日めくり漢字計算ドリル
〜2学期〜
- 伝説の剣と7つのローマ字バトルモンスターズ
- 「あまりのあるわり算」ではっくつ!化石ハンター
- はじめてのゲームプログラミング
- 小数分数チャンピオンリーグ
〜冬休み〜
- ⚪︎×クイズバトル!漢字・計算スマッシュワールド
- 都道府県庁所在地バッチリポスター
- 電気・じしゃくのヒミツBOOK
- 4教材おさらいカンペキバトル
〜3学期〜
- えいごでサファリツアー
Z会の年間ラインナップ
毎月の講座
- メインレッスン
- 提出課題
特別講座
- プログラミング学習(年4回)
- 実力テスト
学習サポート
- 学び強化ラボ
- ぷちぽ
年間ラインナップを比べると、進研ゼミはメインレッスンの他にも体験学習が充実しているのに対し、Z会はテキストに特化した内容となっています。
たとえば、都道府県の位置関係はタブレットやテキスト上では覚えにくい子もいると思うので、いつでもポスターで確認でき、遊びながら覚えられるのは嬉しいですよね。
いろんな角度から記憶に残りやすい学習ができるため、テキストで覚えにくい子供さんは進研ゼミがおすすめです。
結局、どっちがいいの?
今回は学習教材選びで悩んでいる方のために、進研ゼミとZ会を比較してみました。
進研ゼミとZ会は目的やゴールが違うため『子供さんがどういう理由で学習するのか』によって合わない教材となってしまいます。
目的やゴールの違いとは、
- 進研ゼミは教科書の内容をしっかり理解し、学校のテストで確実に100点を取ること。
- Z会は単なる暗記やパターンの当てはめではなく、「なぜそうなるのか」を深く考え抜く力を育てること。
そのため、子供さんが学校のテストを基準に家庭での学習を進めたい場合は、進研ゼミがおすすめです。
また子供さんでテキストでの記憶が苦手な方は、進研ゼミがおすすめです。
というのも、進研ゼミではメインレッスンの他にも体験学習が充実しています。
体験学習(副教材)では、都道府県のパズルや理科の実験など見るだけでは覚えにくい事柄も、指先を使って記憶に残りやすい工夫があります。
いろんな角度から記憶に残りやすい学習ができるのは進研ゼミの特徴なので、テキスト上での記憶が苦手な子供さんは進研ゼミを選びましょう。
下記の公式サイトから進研ゼミは始められるので、教材選びに迷っている方は今すぐ進研ゼミを始めてみましょう!
