
学習教材を探している方にとって、進研ゼミか公文式で悩む方も多いと思います。
『クラスのお友達は進研ゼミをやっている子も多いな。』
『賢いあの子は公文をやっているって言ってたっけ?』
そんな話を聞くと、どの教材を選べばいいのか迷いますよね。
実は『進研ゼミ』と『公文式』にはそれぞれ目的に違いがあり、子供さんの目的によって選ぶ必要があるんです!
というのも進研ゼミと公文式では目指すゴールが違い、
- 進研ゼミ: 教科書の内容を完璧にし、全教科のバランスを整える「総合力重視型」。
- 公文式: 学年を超えて、計算力や読解力を圧倒的に高める「特化・先取り型」。
という特徴があります。
そのため、学校の授業を充実させたい場合は『進研ゼミ』がおすすめです!
進研ゼミは学校で使う教科書をベースに学習するため、
勉強の基礎である『学校の授業』をしっかりと学習したい場合は、進研ゼミがおすすめです。
反対に、学校の授業は簡単すぎてもっと本人の才能を伸ばしたい!と言う方は公文式を始めてみましょう。
費用を考えても、進研ゼミの主要5教科が公文式1教科よりも安いため、始めやすいですよね。
※進研ゼミ小学1年生 月3300円(年払いの場合) : 公文式1教科 月約7150円〜(教室によって値段の違いあり)
今回は、家庭学習の教材選びで迷っている方のために、進研ゼミと公文を比較した結果を私の体験した経験を踏まえて解説していきます。
ここが違う!進研ゼミと公文の目的!
進研ゼミと公文は、一見すると「家庭や教室で自習する教材」として似ていますが、その設計思想(何をゴールとするか)が真逆と言えるほど異なります。
それぞれの目的をみていきましょう。
進研ゼミの目的は「学校生活の完全攻略」
進研ゼミの最大の目的は、「学校の授業を楽しく理解し、教科書の内容を完璧にする」ことです。
算数だけでなく、国語・理科・社会・英語、さらにはプログラミングや思考力まで、現代の小学生に必要なスキルを「広く、深く」網羅しています。
教科書準拠(学校の教科書と同じ順序)で教材が届くため、「明日の授業がわかる」という直近の成功体験を積み重ね、学校の授業の内容がより理解しやすくなっています。
高学年になると中学校を見据え、通知表の評価を上げることや、バランスの良い学力をつけることが最終的なゴールです。
公文式の目的は「圧倒的な『基礎ツール』の習得」
一方で公文式の目的は、「学年に関係なく、自習で高校・大学レベルまで到達できる『自学自習の力』をつける」ことです。
公文式オリジナルのプリント教材で、算数なら「計算力」、国語なら「読解力」という、すべての学習の土台となる「道具」を徹底的に磨き上げます。
学校の授業進度は完全に無視します。得意な子は、小3で中学生の数学(代数)を解くことも珍しくありません。
この「先取り」によって、将来の受験や高度な学習に余裕を持たせることがゴールです。
何度も繰り返し学習することで、「わかる」ではなく「(無意識でも)できる」状態まで100%の精度とスピードを追求します。
目的が違うことを理解する
この目的の違いを理解すると、必要に応じて選ぶべき教材がわかります。
というのも私自身先取り学習のために、幼児のころから公文式で育ちました。
おかげで小学校時代は計算スピードはクラスで1番早かったのですが、応用問題、文章問題には活かせませんでした。
そこで進研ゼミを始めることになり、学校のテストの点数はとれるようになった経験があります。
この経験から、今の子供さんの目的に合わせて教材を選ぶことが大切だと思います。
まとめると、
進研ゼミを選ぶべき時:
- 学校のテストで100点を取り、全教科で良い成績を維持したい。
- 理科や社会などの教養を広げ、知的好奇心を刺激したい。
- 「勉強=楽しい、ワクワクするもの」という意識を育てたい。
公文式を選ぶべき時:
- 計算スピードや正確性など、一生モノの「基礎体力」をつけさせたい。
- 学校の進度に関わらず、本人の才能をどこまでも伸ばしてあげたい。
- 「毎日決まった量の演習をこなす」というストイックな学習習慣を身につけさせたい。
では、それぞれの教材の目的以外の部分を比較してみましょう。
進研ゼミと公文の基本スペック
進研ゼミと公文式の基本スペックを比較しまとめてみました。
| 比較項目 | 進研ゼミ(小学講座) | 公文式(KUMON) |
| 学習場所 | 自宅 | 教室(週2回)+自宅 |
| 学習教科 | 主要5教科+プログラミング等 | 算数・国語・英語から選択 |
| カリキュラム | 教科書準拠・学年に沿う | 無学年方式・個人の進度 |
| 月謝目安 | 約4,000円〜7,000円(全教科) | 約7,150円〜(1教科につき) |
| 添削・指導 | 赤ペン先生(郵送・デジタル) | 教室の先生がその場で採点 |
では、詳しい費用について比較していきます。
費用を比較
費用を比較すると、進研ゼミの方が圧倒的に始めやすいかもしれません。
進研ゼミの費用
進研ゼミは「毎月払い」よりも「一括払い」の方が年間で約1〜2万円ほどお得になります。
ここでは最も利用者の多い12カ月分一括払いの「1カ月あたりの受講費」を記載します。
| 学年 | 1カ月あたりの受講費(税込) |
| 1年生 | 3,250円 |
| 2年生 | 3,420円 |
| 3年生 | 4,490円 |
| 4年生 | 4,980円 |
| 5年生 | 6,480円 |
| 6年生 | 6,570円 |
<他にかかる費用>
- 入会金: 0円(無料)
- ・タブレット代: 6カ月以上の継続受講で専用タブレット代は0円になります。
公文式(KUMON)の月謝
公文式は、お住まいの地域によって月謝が異なります。
東京都・神奈川県の教室
| 学年 | 1教科あたりの月謝(税込) |
| 幼児・小学生 | 7,700円 |
上記以外の地域の教室
| 学年 | 1教科あたりの月謝(税込) |
| 幼児・小学生 | 7,150円 |
<他にかかる費用>
- 入会金: 3,300円(初回のみ)
- 英語学習の場合: 専用リスニング機器「E-Pencil」代 6,600円 が別途必要です。
- 複数教科の場合: 割引はなく、単純に教科数分(例:算数+国語なら2倍)の月謝がかかります。
月額費用のシミュレーション比較
「小学生が3教科相当を学ぶ場合」の月額費用を比較してみると、その差が明確になります。
| 比較項目 | 進研ゼミ(5・6年生) | 公文式(2教科受講) | 公文式(3教科受講) |
| 月額費用 | 約6,500円 | 約14,300円〜 | 約21,450円〜 |
| 学べる教科 | 全5教科 | 選択した2教科 | 3教科(算・国・英) |
費用面で比較すると、
コストを抑えて全教科バランスよく学びたいなら、圧倒的に進研ゼミです。
費用はかかっても、特定の教科(特に算数)の基礎体力を圧倒的に高めたいなら、公文式が向いています。
カリキュラムを比較
進研ゼミと公文式は、どちらも素晴らしい教材ですが、「学力の伸ばし方」のプロセスが全く異なります。
具体的にカリキュラムの構造と、期待できる学力効果を深掘りして比較しました。
進研ゼミ:教科書準拠の「総合型」カリキュラム
進研ゼミの最大の武器は、「学校の教科書に100%合わせている」点です。
カリキュラムの仕組み
- 教科書対応: お子さまが学校で使っている教科書に沿って、毎月「今、習っていること」の予習・復習が届きます。
- 5教科+α: 算数・国語だけでなく、理科・社会・英語、さらに最近ではプログラミングや、教科をまたいだ「思考力」を養う問題も網羅されています。
- スパイラル学習: 一度習って終わりではなく、忘れた頃に少し形を変えて再登場させることで、記憶の定着を図ります。
学力への具体的な効果
- 学校のテストに強い: 学校のテストと同じ形式・難易度で練習するため、「100点が取りやすい」のが最大の特徴です。
- 「わからない」を作らない: 5年生の「割合」や6年生の「比」など、つまずきやすい単元をアニメーションや図解で丁寧に解説し、本質的な「理解」を促します。
- 全教科のバランス: 特定の教科に偏らず、中学入学時に必要な全教科の基礎体力をバランスよく底上げできます。
公文式:無学年方式の「特化・積み上げ型」カリキュラム
公文式は「学校で何を習っているか」は一切無視し、「本人の今の実力」に合わせて進む独自のシステムです。
カリキュラムの仕組み
- スモールステップ: 非常に細かくレベル分けされたプリント(算数なら約4,000枚以上!)を、1枚ずつ完璧にしながら進みます。
- 無学年方式: 小学生が中学生の数学を解くこともあれば、逆に計算が苦手なら学年をさかのぼって復習することもあります。
- 「計算・読解」の徹底: 算数なら計算、国語なら読解といった「学習の土台となる道具(スキル)」を磨くことに特化しています。
学力への具体的な効果
- 圧倒的な計算スピードと正確性: 「考えなくても手が動く」レベルまで反復練習するため、計算力については塾や通信教育の中でも群を抜いた効果を発揮します。
- 自学自習の習慣: 「自分で例題を見て解く」ことを繰り返すため、未知の問題に自力で立ち向かう精神的なタフさが身につきます。
- 先取りによる「貯金」: 小学校のうちに中学校の範囲を終わらせておくことで、中学入学後に数学や英語で圧倒的な余裕を持つことができます。
【比較まとめ】期待できる効果の違い
| 比較項目 | 進研ゼミ(小学講座) | 公文式(KUMON) |
| 得意になること | 授業の理解・テストの点数・思考力 | 計算の速さ・集中力・先取り学習 |
| 苦手へのアプローチ | 解説動画や図解で「理屈」を教える | 前のレベルに戻って「慣れ」を作る |
| 学習の深さ | 広く浅く、応用まで網羅 | 狭く深く、基礎を完璧にする |
| 中学受験への影響 | 基礎固め・適性検査の土台作り | 計算スピード向上による時間短縮 |
カリキュラムを比較した結果
- 「学校の成績を上げたい」「全教科満遍なく、楽しく学びたい」なら、進研ゼミが圧倒的に近道です。特に5・6年生の難しい単元を効率よく理解するのに向いています。
- 「計算力だけは誰にも負けたくない」「学年を超えてどんどん進みたい」というストイックな目標があるなら、公文式が強力な武器になります。
継続のしやすさを比較
進研ゼミと公文式は、どちらも「継続させるための工夫」が凝らされていますが、そのアプローチは「ご褒美と楽しさのゼミ」と「達成感と習慣化の公文」というほど異なります。
親御さんの関わり方や、お子さまの性格によってどちらが続けやすいかが変わるため、4つのポイントで比較しました。
モチベーション維持の「ご褒美」比較
子どもが「もっとやりたい!」と思うための仕掛けが違います。
| 比較項目 | 進研ゼミ(小学講座) | 公文式(KUMON) |
| 短期的なご褒美 | 努力賞ポイント: 課題を出すとポイントが貯まり、すみっコぐらし等の人気グッズや文房具と交換できる。 | 「できた!」の即時採点: その場で100点をもらう喜び。プリントが進むこと自体が報酬。 |
| 長期的な目標 | 学年ごとの修了: 学年の全単元を終える達成感。デジタル版はアバターの進化なども。 | 高進度表彰: 学年より3年以上先に進むと、クリスタルのトロフィーやオブジェがもらえる。 |
| 楽しさの工夫 | アニメーションやゲーム、学習専用アプリなど「遊び」の要素が豊富。 | 遊び要素はほぼなし。スモールステップで「自分で解ける」快感を追求。 |
「人のつながり」による継続サポート
「自分一人じゃない」と感じさせる工夫です。
進研ゼミ:赤ペン先生が褒めてくれる
担任制の赤ペン先生が、手書きのメッセージで褒めて励ましてくれます。
最近はデジタル提出により最短翌日〜3日で返却されるため、やる気が冷めないうちにフィードバックが届くのが強みです。
公文式:教室の先生が褒めてくれる
週2回、教室で先生に直接会うことが最大の継続ポイントです。
先生がその日の表情を見て課題を調整したり、「今日はここまで頑張ったね」と声をかけたりしてくれるため、「先生に会いに行く」ことが習慣になります。
親の負担と「継続のしやすさ」
親がどれだけ手を貸す必要があるか、という現実的な問題です。
進研ゼミ(特にタブレット版): 【親の負担:小】
自動採点・動画解説があるため、子ども一人で完結しやすいです。
親はスマホアプリで「今日は何をやったか」を確認するだけで済むため、共働き家庭でも継続しやすい設計です。
公文式: 【親の負担:中〜大】
毎日の宿題(プリント)の管理が鍵です。
特に低学年のうちは、横について励ましたり、宿題をやる時間を決めて促したりと、親の強力なサポートが継続の生命線になります。
継続のしやすさを比べると、
勉強が苦手な子供さんが始めるには進研ゼミ、勉強が得意な子供さんが始めるには公文式がおすすめです。
どちらの教材も毎日の課題があるため、親の管理も必須となります。
勉強が苦手な子が公文の宿題をサポートするのは、親の負担も大きくなります。
進研ゼミは親も子供さんも継続のしやすい教材です。
結局、どっちを選ぶ?
今回は、進研ゼミと公文式のどちらの教材を選ぶべきか悩んでいる方に比較をしていきました。
結局どっちを選ぶのがいいの?ということですが、
『学校の勉強は簡単すぎる』
『受験に向けて計算スピードを上げたい!』
という子供さんは、公文式を取り入れてみましょう。
公文式は算数なら計算、国語なら読解といった「学習の土台となる道具(スキル)」を磨くことに特化しているため、勉強が得意な子供さんはスキルアップができます。
しかし、反対に
『勉強が苦手な子供さん』
『学校のテストで100点を取り、全教科で良い成績を維持したい!』
という子供さんは、進研ゼミを始めてみましょう!
進研ゼミでは、学校の学習に合わせた勉強内容となっているため、誰にでもわかりやすく、学校のテストでも点数をとれる教材となっています。
学校のテストでいい点をとると喜べる子供さんであれば、学校に通うこともより楽しくなるでしょう。
そのためには、今すぐ進研ゼミを始めてみましょう!
進研ゼミは、公式サイトから申し込みを行うとすぐにでも始めることができます。
