Z会の幼児コースは先取り学習(飛び級)に向いてる?いい点悪い点や実際に先取りしている方の声を解説!

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Z会の幼児コースを先取りして学習したい、と考える方も多いと思います。

同じ学齢の問題が簡単すぎる場合は、どんどん学習していきたいところですよね。

先に学習をしておくと、あとあと楽になるのも先取り学習のいいところでもあります。

しかし、そもそもZ会は先取り学習ができるの?と不安になる方もいるかもしれません。

結論からいうと、Z会の幼児コースは先取りが可能です!

Z会の公式サイトにも、1つ上の年齢のコースを受講することは可能と書かれています。

Z会幼児コースはこちらの公式サイトから入会できます

ただし、Z会を先取りするのには注意が必要です!

というのも、Z会の幼児コースは単純作業の問題が少なく、考えないと答えがわからない問題が多くあります。

四則計算などはやり方を覚えればどんどん先取りをしやすいですが、考える力を育てる教材なので、

学齢に合わない教材だと、考えるちからをのばすことができない可能性があります。

そのため、まずは学齢に合った教材を選ぶことがおすすめです。

今回は、Z会で先取りを考えている方に向けて、良い点悪い点やZ会の難易度、実際に先取りをしている方の声や注意点などを解説していきます。

 

 

先取り学習のいいところと悪いところは?

先取り学習に迷っている方は、まずは先取りのいい点、悪い点を知っておきましょう。

 

幼児の先取り学習のいいところ(メリット)

1. 学習習慣が早く身につく
早いうちから「机に向かう習慣」「考える習慣」が形成され、小学校以降の学習にもスムーズに移行できます。

2. 自信がつく
同年代の子より先の内容ができると、自己肯定感が育ちやすくなります。

3. 小学校入学準備に余裕が持てる
入学後に学習内容でつまずきにくくなるため、「勉強=楽しい」と感じやすくなります。

4. 興味の幅を広げられる
年齢にとらわれず、本人が興味を持った内容を伸ばせる(例:数・図形・ひらがな・英語など)。

 

幼児の先取り学習の悪いところ(デメリット・注意点)

1. 理解が表面的になりやすい
発達段階に合っていない内容を教えると、深い理解が伴わず「できたつもり」になることがあります。

2. 学習が“作業”になりがち
詰め込みやドリル中心の学習になると、思考力や創造性を育てる機会が減ってしまう可能性があります。

3. 学びへの興味を失うリスク
無理に先取りすると「わからない=嫌だ」になり、学ぶこと自体を嫌がるようになることも。

4. 比較やプレッシャーによるストレス
「もっとできるようにならなきゃ」という気持ちが強くなりすぎると、心理的な負担になる可能性があります。

先取りは、うまく取り入れれば自信や好奇心を育てる効果がありますが、やりすぎると逆効果にもなります。

Z会幼児コースは先取り学習が可能なのですが、いい点と悪い点をみると悩みどころですよね。

では、Z会幼児コースで難易度的には可能なのか、みていきましょう。

 

 

Z会幼児コースの難易度は?

Z会幼児コースのメイン教材は『かんがえるちからワーク』『ぺあぜっと』です。

それぞれ、どういった内容なのかみていきましょう。

 

『かんがえるちからワーク』

かんがえるちからワークは学習する学齢に合わせて、簡単すぎず、難しすぎず、ちょうどいい難易度に設定されており、しっかりと子供が考える練習ができる教材となっています。

たとえば、年中さんのことばのワークをみてみましょう。

問題は『カードの文字に隠れている動物の名前をあてる』という内容になっているのですが、

まだまだひらがなが読めない子供さんでも、隠れている動物をみつけたいので楽しみながら自然とひらがなを読めるようになります

しかし、そもそも動物の名前をまだ認識できない、言葉で遊ぶ楽しさがわからない年齢では難しい内容かもしれません。

このようにひたすら文字を書いて覚えるような学習ではなく、Z会では遊びながら覚えられる問題が多いため、

思考力や学習習慣をつけられる反面、ある程度の知識がないと楽しめない可能性もあります。

 

『ぺあぜっと』

ぺあぜっとは親子で取り組む実体験活動が主な教材で、五感を使った体験を通じて、子どもの好奇心や探究心を刺激し、学びの幅を広げます。

たとえば、年中さんの8月号の「ぺあぜっと」をみてみましょう。

つぼみシートを切って水に浮かべると、水を吸って花がひらく体験をする学習です。

不思議な現象を体験することで、なぜ?という疑問や、お花みたい!という好奇心を刺激し、感性を育むことができます。

しかし、年少さんや2歳児さんでこの課題を行うとうまく学習意図が理解ができず、作業になってしまう可能性があります。

Z会幼児コースの詳細は公式サイトで確認できます

 

 

Z会は先取りには向いていない?

Z会の難易度をみていただくとわかる通り、Z会の教材は基礎力と思考力を鍛える教材なので、先取りに向いていないかもしれません。

まず、幼児の先取り学習で向いている分野をみていきましょう。

 

先取り学習に向いている分野とは?

① 【ひらがな・カタカナ(国語系)】

理由:単純作業で覚えやすい。

② 【数・かず感覚(算数系)】

理由:数唱(1, 2, 3…)や数量の感覚は、生活の中で自然に身につけやすく、単純作業で覚えやすい。

③ 【図形・空間認識(算数の基礎)】

理由:積み木・パズル・折り紙など、手を使って遊びながら自然に身につく。

④ 【英語(音への慣れ)】

理由:音の吸収力が高い時期なので、英語の音に触れるには最適。

⑤ 【生活・自然・観察(探究・理科的な視点)】

理由:好奇心が旺盛な時期なので、体験を通して「なぜ?」を育てやすい。

では、Z会幼児コースの特徴をみていきましょう。

 

Z会幼児コースの特徴

①年齢別(年少~年長)の教材構成

Z会幼児コースは学齢に合わせた教材となっており、

  • 年少さんは、自分の手を動かして遊ぶように学ぶ。
  • 年中さんは、実体験で学び好奇心を広げる。
  • 年長さんは、紙教材と実体験で学びをしっかり定着させる。

といった目的もあります。

②目的は「あと伸び力」=基礎力+思考力の育成

興味のアンテナが反応した瞬間を逃さず、子どもの疑問や興味にとことん 付き合うことで「あと伸び力」を身につけます。

そのため、単純に文字や数字を覚えるだけでなく、クイズのような問題を考える過程で文字や数字を覚えることができます。

以上のことからZ会で先取り学習を取り入れる場合、理解が表面的になりやすく、無理に先取りすると「わからない=嫌だ」になり、学ぶこと自体を嫌がるようになるかもしれません。

実際にZ会は「量より質」「知識より探究心」を重視しており、無理な先取りは推奨していません。

それでも、Z会幼児コースで先取りをする場合、注意点を解説していきます。

 

 

Z会幼児コースを先取りする注意点

Z会幼児コースで先取りをする場合、以下のことに注意しましょう!

 

保護者のサポート必須

Z会幼児コースで先取り学習を選んだ場合、保護者のサポートが必須になります。

というのも、学齢に合わせたコースを選択していても、難しい問題は親のサポートが必要となりますが、

基本的には自分で考えることで思考力を鍛えることができます。

そのため、同じ学齢のコースでは保護者が少しだけサポートをしてあげるだけでいいのですが、

先取りをした場合はより詳しい解説が必要となります。

 

ぺあぜっとがむずかしい?

親子で課題に取り組むぺあぜっとは、学齢に合わせた課題となっているため、先取りをすると難しいかもしれません。

というのも、年中さんのぺあぜっとの課題の一つをみてみましょう。

たとえば、年中さんでの4月号の課題では、たんぽぽについての学習となっています。

『葉・つぼみ・茎など部分ごとに様子を観察します。細部まで観察し、新たな発見をすることで、植物への興味・関心を高めます。』

植物の構造を学習し、興味・関心を高めるのですが、年少さんでこの内容を学ぶのは難しいかもしれません。

また、年長さんのぺあぜっとをみてみましょう。

年長では抽象度の高いテーマを扱い、テーマになっているものの存在そのものを知り、好奇心を引き出すところからスタートします。

たとえば、「ほね」をテーマにした体験学習では、身近なおかずの中の骨をきっかけに、さまざまな生き物の骨に注目しながら、骨への興味を引き出します。

さらに「傘」などの骨組みを学び、ものの構造への興味をうながします。さまざまなものに骨が活用されていることを知り、学びをさらに深めます。

こういった学習を年中さんで学習するには、理解が難しいかもしれません。

このようにぺあぜっとの学習は、学齢に合わせた内容となっているため、先取り学習で使う場合は、楽しむことをメインに行うといいかもしれません。

実際にZ会を先取りしている声をみてみましょう!

 

 

実際にZ会を先取りしている方の声は?

実際にZ会を先取りしている方の声を集めてみました。

去年2歳児の娘に当時2歳児コースが無かった為(今はある?)1つ上の年少を取り寄せた。

結果、難しすぎて手も出なかった。Z会先取りは勧めないとはっきり言われた。笑 

未就学児飛び級はやはり過酷。

弊息子、Z会幼児コースを一年先取りで始めて今度の4月で丸2年。自分が教えながら一応なんとか続けてる。今は年小だけど、年中コース。春からは年中だけど年長コース。

子供には「遊びの一環」でやってるので、楽しく続けられている。可能な限りこのまま先取りでやるフォローをしてあげたいところ。

Z会幼児年少コースは、2歳で1年先取りしたけど‥大失敗。

こどもちゃれんじもポピーも先取りは先取りできるけど、Z会のぺあぜっとは、正しい学年で受講することが1番費用対効果が高い。

Z会幼児コースのおためしが気に入って、息子も楽しそうで、入会した。ワークというより実体験を結構大切にしてるのがいいなと思うし、どんどん先取り学習するより、じっくり積み重ねの方がいいな思って。ポピー、チャレンジと比べると1番くいついたしなー。

Z会幼児コースの先取りを考えている方、実際にやっている方の声を集めてみましたが、失敗した声も多くありました。

他社の教材とは違い、Z会の教材は考える力を伸ばす教材となっているため、学齢が違うと難しいかもしれないですね。

 

まとめ

今回は、Z会幼児コースで先取り学習を考えている方のために、先取り学習ができるのか解説してきました。

Z会幼児コースでは、学齢の違う教材を取り寄せることは可能なので、先取り学習は可能となっています。

しかし、Z会幼児コースは先取りすると、デメリットが多い可能性があります。

というのも、Z会は考える力を鍛える教材のため、先取りをすると一気に難しくなり、

理解が表面的になりやすく、無理に先取りすると「わからない=嫌だ」になり、学ぶこと自体を嫌がるようになる可能性があるからです。

実際にZ会でも、無理な先取りは推奨していません。

そのため、なにか特別な理由がない限り、Z会での先取り学習はおすすめできません。

初めてZ会幼児コースを考えている方は、まずは同じ学齢の教材を取り寄せてみましょう。

下記からZ会幼児コースの教材を始めることができるので、気になる方は今すぐ申し込みを行いましょう!

Z会幼児コースの公式サイトはこちら

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