病院での待ち時間や行く手間を考えると、STDチェッカーは好きな時間に検査を行えるので非常に便利なサービスです。
しかし便利な反面、自分で検査の準備を行わないといけないので、初めて利用する方にとってはわからないことが多いことでしょう。
とくに検査のやり方、検査キットの使い方に関しては、初めての方も多いと思うので不安しかないと思います。
私も初めて自宅でできる郵送の検査キットを使った時は、正直かなり不安でした。
しかしいざ使ってみると、拍子抜けするほど簡単だったんです!!
これだけでいいの?と思ったくらい楽に検査を行うことができました。
実際に行う検査とは、
- 採血は指にランセットと呼ばれる器具を押し当て、出てきた血液をろ紙に押し当てるだけ
- うがいは専用の水でうがいをし、コップに一度入れ、うがいスピッツと呼ばれる容器にいれるだけ
- 尿検査(男性)は、コップに一度尿を入れ、尿スピッツと呼ばれる容器にいれるだけ(女性ではちつ検査となり、カルポーターと呼ばれる長い綿棒で膣の分泌液を採取します。)
検査キットと一緒にわかりやすい解説書付きで送られてくるので、初めての方でも簡単に検査することができます。
(しかも万が一間違えた場合でも、再検査は無料で行ってくれるので安心して検査することができます。)
自宅で採った検査キットを返信用の封筒で送り返すと、あとは検査結果をネットで確認することができるので便利ですよね。
万が一陽性があった場合は、医療機関への紹介もしてくれるのでスムーズに病院へ受診することができます。
今回はSTDチェッカーを使用する前に気になること、検査キットの使い方について、また検査物を採取するときの注意点について解説していきます。
STDチェッカーは多くて3種類の検査キット
STDチェッカーは最大の検査項目で、男性では10項目の検査(タイプU)、女性では12項目の検査(タイプT)をすることができます。
その際、それぞれ3つずつの検査物が必要となります。
タイプU、タイプTで必要な検査物とは、
男性では、採血、うがい、尿での検査
女性では、採血、うがい、ちつの分泌物での検査
となっています。
ただし、調べたい検査項目によって必要な検査物が違います。
たとえば、男性用で人気のスタンダードタイプ、タイプEではクラミジア、淋菌、HIV、梅毒、B型肝炎を調べることができ、必要となる検査物は尿と血液を調べる必要があります。
また、女性用で人気のタイプQでは、クラミジア、淋菌、トリコモナス、カンジダ、クラミジア(のど)、淋菌(のど)を調べることができ、必要となる検査物はちつとのどを調べる必要があります。
ご自身が気になる検査項目を選択し、それに伴う検査キットを取り寄せましょう。
検査キットを取り寄せる前に、検査キットの使い方を知っておいた方がスムーズに検査物を採ることができるので、それぞれの検査キットの使い方をみていきましょう。
血液採取キットの使い方
検査キット4種類の中で一番難易度が高いのが、血液採取です。
しかし事前に理解して行えば、簡単に採取ができるので安心してください。
まずは血液採取キットの中には・器具説明書・ランセット(採血器具)・採血用ろ紙・消毒綿・絆創膏が入っています。
しっかりとわかりやすい器具説明書が同封されているので、今回の説明でわからなかった方でも、安心して採取が行えます。
採取する手順としては、まずランセットを使って指に傷をつけるのですが、その前に事前準備が大事です。
事前準備として、まずは温水で石鹸を使い手を洗いましょう。
温水を使って手を温めることにより、指の血流量が増えるため採血をしやすくなります。
その後ランセットの準備をし、ランセットを使う前にもう一度手のひらのマッサージをおこないましょう。
これも採血をしやすく、採血の際に指の痛みを感じにくくするポイントです。
採血の際で一番難しいポイントは、ランセットで指に傷をつけるときの痛みだと思いますが、事前準備を行うことでほとんど痛みを感じなくなります。
ランセットを指に押し当て、指先から出た血液をろ紙に押し当てます。
どの指でランセットを使ったらいいの?と不安になるかと思いますが、薬指が一番ダメージが少ないと思うので、薬指で行いましょう。(私も薬指で行いました。)
ろ紙は4枚あり、そのうち3枚に採取します。
採取ができると、あとは郵送で送るだけです。
消毒綿・絆創膏はランセットを使用した指に使いましょう。
ランセットやろ紙はそれぞれ予備が用意されているので、失敗してもやり直すことができます。
万が一採血量が足りなかった場合など、採血がうまくいかなかったとしても再検査は無料でできるので安心して行えます。
注意点をまとめると、
- 採血を行う前に、事前準備が大事
- 手を温めて、マッサージを行うと採血がスムーズに行える
うがい液採取キット(のどの検査)の使い方
うがい液採取キットには器具説明書、うがい液スピッツ、採取用コップ、のどIDシール、うがい液ボトルが入っています。
事前準備として検査を行う際は、食事・うがい・歯みがき・ガムをかむことから2時間以上経過してから採取するようにしましょう。
まず、うがい液ボトルの水で、ガラガラうがいをし、採取用のコップに入れます。
注意が必要なのは、普通の水でうがいを行わないことです。
普通の水では検査を行うことができないので、うがい用のボトルでガラガラうがいを行いましょう。
採取用のコップに入れた後、うがい液スピッツに移し替えます。
うがい液が漏れないようにしっかりとふたを閉め、二重包装して郵送しましょう。
注意点をまとめると、
- 食事・うがい・歯みがき・ガムをかむことから2時間以上経過してから採取を行う
- 確実な検査を行うためには専用ボトル以外の水は使用しない
尿採取キットの使い方(男性)
尿採取キットには器具説明書、尿スピッツ、採取用コップ、IDシールが入っています。
使い方としては、まず付属の採取用コップに尿を入れます。
このときの尿を採るタイミングとしては、前回の排尿から2時間ほどあけて、出はじめの尿を採取しましょう。
※子供のときに検尿を行ったことがある方は、排尿の途中を採ることがあったと思いますが間違えないようにしましょう。
付属の採取用コップに3分の1ほどの尿を採り、尿スピッツに移し替えましょう。
尿が漏れないようにしっかりと締め、ビニール袋で二重包装にして、郵送しましょう。
注意点をまとめると、
尿を採るタイミングは、前回の排尿から2時間ほどあけて、出はじめの尿を採取しましょう。
膣分泌液採取キットの使い方(女性)
膣分泌液採取キットには器具説明書、カルポーター(腟分泌液採取用)、IDシールが入っています。
使い方は、カルポーターと呼ばれる長い綿棒で、膣内の分泌液を採取します。
緊張しているとうまくいかない場合があるので、リラックスができる姿勢で行いましょう。
2本のカルポーターを採取する必要があります。
注意点として、生理中の場合正しく検査が行えないことがあるので、生理が終わってから採取を行いましょう。
検査を行う時の注意点
それぞれの検査キットの使い方を解説してきましたが、スムーズに検査物を採取するためにもう一度注意点をおさらいしていきましょう。
- 血液採取では、採血を行う前の事前準備が大事。
- うがい液採取では、うがい液を使うこと。
- 尿採取では、尿を採るタイミングに注意しましょう。
- 膣分泌液採取では、生理が終わってから行いましょう。
検査キットの中で一番難易度が高いものは、血液検査だと思います。
血液検査以外の検査方法でわかる病気もありますが、血液検査でしかわからない病気もあります。
例えば、HIV(エイズ)、梅毒、B型肝炎など
これから、検査キットを使う方は初めて血液採取を行う方も多いと思います。
そこで血液検査は万が一うまくいかなかった場合でも、無料で再検査できるので安心して採血を行いましょう。
検査キットが届いてから使い方がわからないという場合でも、STDチェッカーではフリーダイヤルで使い方を教えてくれるので、わからない場合は問い合わせを行いましょう。
問い合わせ先:0120-712-680月曜日〜金曜日(祝日は除く)9:00〜17:00
結果はいつでるの?
採取した検査物での検査結果が、いつでるのか気になるところだと思います。
そこで、注文から検査結果が出るまでの目安をみていきましょう。
STDチェッカーは、注文してから最速1日で検査キットが届きます。
検査物を返送し、検査物を受付してから検査を行うまで検査内容によって1〜3日かかります。
そのため、最短で注文から検査結果まで約1週間となっています。
なるべく早く検査結果を知りたい方は、注文時に宅急便を選び、検査キットが届いたらすぐに検査物の採取を行い、検査物の返送を速達で送りましょう!
検査結果はSTDチェッカーの公式サイトでID・パスワード・採取日を入力すると見ることができます。
STDチェッカーでは、検査の結果に応じて日本性感染症学会認定士や性の健康カウンセラーなど、専門員との質問やりとりができます。
検査結果を知るだけでなく、アフターフォローも完璧なので安心できますね。
まずはやってみよう!
今回は、STDチェッカーの使い方や注意点を解説してきました。
STDチェッカーを利用される多くは、好きな時間に検査を行うことができるため、郵送検査を選ぶ方も多いです。
病院などでも検査を受けることができますが、行く時間や待ち時間を考えると、匿名で検査が行えるSTDチェッカーは便利ですよね。
しかし、初めて利用される方も多いと思うので、使い方に不安があると思います。
そこで使い方の注意点としては、以下の通りです。
- 血液採取では、採血を行う前の事前準備が大事。
- うがい液採取では、うがい液を使うこと。
- 尿採取では、尿を採るタイミングに注意しましょう。
- 膣分泌液採取では、生理が終わってから行いましょう。
STDチェッカーを使用する前にこれだけの注意点をおさえておくと、実際に使う時はそこまで難しくないと思います。
(私自身も、郵送検査で血液検査や尿検査を行ったことがありますが、びっくりするぐらい簡単に行うことができました。)
ここまで記事を読んでいただいた方は、もうすでに検査をできる準備ができていると思うので、あとはSTDチェッカーを注文するだけです。
STDチェッカーは、下記の公式サイトから注文することができるので、いますぐ検査を行いましょう。