性病検査キットは手軽に検査ができるため便利な反面、わからないことも多く不安だと思います。
その中で女性の方が検査をする際に『生理中に検査をしてもいいのか?』という疑問は多くの方が迷うところだと思います。
性病検査キットには『性器を調べる検査』『のどを調べる検査』『血液を調べる検査』と3種類の検査があるため、生理中に使ってはいけないもの、生理中に使っていいものがあるんです。
これから検査キットを使う上ではとても重要なことなので、ぜひとも知っておきたいところですよね。
結論からいうと、性器を調べる検査は生理中に使うことを避けた方がいいです。
というのも、生理中に検体を採取すると不純物が混ざってしまうため、正しく検査を行えない可能性があります。
そのため、生理がくる前か、生理が終わってから検査を行うのが望ましいでしょう。
ただし、生理中でも使える検査キットはあります。
それが、のどを調べる検査と血液を調べる検査です。
のどや血液の検査は、生理に関係なく使用することができるので、生理中でもすぐに調べることが可能です。
調べるものはそれぞれ違いますが、性器以外を調べたい場合はすぐにでも検査を行いましょう。
STDチェッカーでは注文してから最短で翌日に検査キットが届きます。
性器の検査を行いたい方は今すぐ注文しておくことで、生理後すぐに検査を行えます。
今回は、生理中に行えない検査や生理中にできる検査の特徴を解説していきます。
生理中の性器の検査はNG
性器の検査を生理中に行うことは、ほとんどのメーカーで避けるように記載されています。
というのも、性器の検査で行う検体の採取方法をみてもらうと理由がわかります。
女性の性器の検査を行う場合、膣分泌液を検体として採取する必要があります。
おおまかな流れとして、性病検査キットのSTDチェッカーでは次のとおりになっています。
<検査キットの手順>
①カルポーターのキャップを開ける
②綿棒が挿入できるように楽な姿勢をとる
③綿棒を膣部に挿入する
④綿棒を回転させ、膣内の分泌液をぬぐう
⑤綿棒を抜いて、元の容器に戻しキャップを閉める
綿棒を膣部に挿入して検体を採取するのですが、生理中に行うと血液が邪魔をして感染している菌を採取することができない場合があります。
そのため、生理中はなるべく避けた方がいい理由となります。
STDチェッカーでも性器を調べる検査ではこんな注意書きがございます。
生理中は正しく検査ができない可能性があるので、生理が終わってから採取するように記載されています。
では生理中に使えない性器の検査は、どのようなものを調べられるのかをみていきましょう。
性器の検査で調べられるもの
性器の検査は、ちつにばい菌がいないかどうかを調べる検査です。
<ちつの検査で見つかる病気>
クラミジア、淋菌、トリコモナス、カンジダ、 一般細菌、ヒトパピローマウイルス(悪性型)
この中でもクラミジアは日本では特に多い性感染症で、感染率が30〜50%と高い感染症です。
クラミジア感染者のうち女性は8割、男性は5割が無症状といわれているので、感染したことに気づかない方が多いのが特徴でもあります。
そのまま放置してしまうと、不妊や流産の原因になってしまう危険があり、検査をしないとわからない病気です。
この検査を行うためには、生理が終わってからでないと検査を行うことができません。
ただし、性器の検査以外は生理中でも検査を行うことができるんです。
生理中はのどの検査、血液検査はOK
生理中でも性病検査キットを使って検査をすることは可能です。
というのも、のどの検査や血液検査は生理に関係なく検体を採取することが可能だからです。
性器の検査と同じように検体の採取方法をみてもらうと理由がわかります。
おおまかな流れとして、性病検査キットのSTDチェッカーでは次のとおりになっています。
<のどの検査>
のどの検査では、うがい液を使って検体を採取します。
①採取用コップを組み立てる
②「うがい用ボトル」を口に含む
③ガラガラうがいをし、採取用コップに吐き出す
④吐き出したうがい液をスピッツに移し替える
<血液検査>
血液の採取は指先の血液を採取します。
①手を温める
②ランセットを準備する
③指の腹にランセットを押し当てる
④「採血用ろ紙」の先端に血液を染み込ませる
手順をみてもらうとわかる通り、のどの検査と血液検査は生理中でも関係なく検体をとることができます。
では、実際にのどの検査と血液検査では何を調べるのかをみていきましょう。
のどの検査で調べられるもの
のどの検査では、咽喉(のど)にばい菌がいないかを調べます。
<のどの検査で見つかる病気>
クラミジア(のど)、淋菌(のど)
のどが気になる方におすすめの検査です。
症状としては、のどの痛み、腫れ、咳、発熱などの風邪のような症状が出る場合があります。
ただし、のどの見た目に明らかな変化はないことが多いです。
クラミジアや淋病に感染した人の10〜30%は咽頭からも菌が検出されるため、性器の検査とセットで受けることがおすすめです。
そのため生理中にのどの検査を受けるよりも、生理が終わってから性器の検査と一緒に受けた方がいいでしょう。
血液検査で調べられるもの
血液検査では、血液の中にばい菌がいないかを調べます。
<血液検査でみつかる病気>
HIV(エイズ)、梅毒、B型肝炎、C型肝炎
エイズの原因となるHIVや、最近増加傾向にある梅毒などを知るためには血液検査で調べる必要があります。
ただし血液検査は確実な結果がわかる時期があり、感染機会があった日からすぐに検査をしても検出できない場合があります。
というのも血液検査は性器の検査やのどの検査と違い、感染機会があった日から3ヶ月たってからの検査がおすすめとされています。
(感染機会から3ヶ月以降が確実な結果がわかる時期となります)
感染の機会がわかる場合は、3ヶ月たってから検査を行いましょう。
また感染の機会がわからなくて、今感染しているかどうかを調べたい場合は、すぐに検査をすることがおすすめです。
その場合は生理中でも関わらず検査ができるので、なるべく早く検査を行いましょう。
生理中では使えない検査キット、生理中でも使える検査キットを確認してきました。
・性器の検査は生理中は避ける
・のどの検査や血液検査は生理中でも大丈夫
性病検査キットでおすすめはSTDチェッカーですが、
性器の検査とのどの検査や血液検査がセットで販売されているものもあるんです。
検査キットはSTDチェッカーがおすすめ
STDチェッカーでは、検査をしたい場所によって単体で購入することもできるのですが、複数の場所を購入したい場合セットで購入することができます。
たとえば、タイプN(男女共通)ではのどの検査を単体で受けることができます。
また、タイプJ(男女共通)では血液(HIV)だけを調べる検査キットとなります。
これらの検査キットは、生理中に関わらず検査が行えます。
しかし、性器の検査とのどの検査や血液検査が含まれる検査キットもあります。
たとえば、タイプQ(女性用)は性器とのどを調べる検査キットです。
また、タイプS(女性用)は性器、血液、のどを調べる検査キットです。
これらの検査キットは性器の検査とのどの検査や血液検査が含まれる検査キットとなります。
そのため生理中に検体を採取したい場合、血液とのどの検体は採取できますが、性器の検査は生理後となります。
まとめ
今回は生理中に使える性病検査キットを解説してきました。
性病検査キットには性器の検査、のどの検査、血液検査と種類があります。
性器の検査の場合、生理中に検体を採取すると正しく検査が行えない可能性があるため、おすすめできません。
しかし、のどの検査と血液検査は生理に関わらず検体の採取ができるため、いつでも検査を行うことができます。
STDチェッカーでは、性器の検査、のどの検査、血液検査をまとめて受けられる検査キットが販売されているので、
万が一検体を採取するときに生理中の場合は、のどの検査、血液検査を先に受け、性器の検査は生理が終わってから受けるようにしましょう。
性病は検査をしてみないと感染しているかわからないものばかりです。
しかし、性病検査キットの中には検査方法がわからないものもあるので、正しく検査を行えているのか不安な検査キットもあります。
STDチェッカーでは公式サイトに検査方法も記載されているため、安心して検査を行えます。
検査は早い方がいいので、少しでも不安があるかたはすぐにでも検査キットを購入することをおすすめします。
(先に購入しておくと生理後すぐに検査を受けることができます)
下記の公式サイトからSTDチェッカーを注文できるので、気になる方はすぐにでも購入しましょう!