性病検査キットで男性は尿を検体として性器の検査を行うことができるのですが、初めての方ではどれを選べばいいのかわからないと思います。
というのも、性病検査キットのメーカーによっては調べる菌の名前で検査キットを選ぶ場合があり、どれが性器の検査ができるのか、尿で検査を行うものなのか見分けるのが難しいと思います。
菌の名前に詳しくないと、どの検査を行えばいいのかわからないですよね。
さらに性器の検査(尿検査)では、検査キットのメーカーによっては調べる検査項目が違うんです。
そのため事前準備として、どの菌を調べるのかを知っておくとスムーズに検査キットを選ぶことができるでしょう。
私も性器の検査を受ける場合、どの検査キットを選べばいいのかわからなかったので、ネットで購入できる有名メーカーはどの菌を調べることができるのか調べてみました。
結論からいうと、男性用の検査キットでは『性器クラミジア』『性器淋菌』『トリコモナス』『カンジダ』と書かれている場合は尿での検査となります。
性病検査キットのメーカーでみると『STDチェッカー』と『予防会』は性器クラミジア、性器淋菌の2項目が調べられます。
また『GME医学検査研究所』『ふじメディカル』『さくら検査研究所』では性器クラミジア、性器淋菌、トリコモナス、カンジダの4項目が調べられます。
中でもSTDチェッカーはどの検査を行うものなのかがわかりやすく書かれているので、初めての方はおすすめです。
今回は尿検査で性病を調べたい方のために、尿で調べられる菌や尿検査を受けられる時期、やり方や検査方法などを解説していきます。
尿でどういった性病を調べられる?
男性では性器の検査をおこなうために、性病検査キットでは尿検査を行います。
検査機関によっては検査ができる性病が違うので調べてみました。
調べた検査キットは、『STDチェッカー』『予防会』『GME医学検査研究所』『ふじメディカル』『さくら検査研究所』です。
STDチェッカー
商品名:タイプA(男性用)
料金:6,050円(税込)
調べる検査項目:性器クラミジア、性器淋菌
STDチェッカーでは、最も感染者数の多いクラミジアと淋菌を調べることができます。
検査所で調べる検査方法はTaqManPCR法という高精度の検査方法で調べるため、かなり安心できます。
予防会
商品名:男性セットC
料金: 5,250円(税込)
調べる検査項目:性器クラミジア、性器淋菌
予防会では、最も感染者数の多いクラミジアと淋菌を調べることができます。
GME医学検査研究所
商品名:[男性用]クラミジア・淋菌検査
料金: スタンダードパッケージ 6,580円(税込)
ローコストパッケージ 5,490円(税込)
調べる検査項目:性器クラミジア、性器淋菌
商品名:[男性用]性病検査4項目
料金: スタンダードパッケージ 7,940円(税込)
ローコストパッケージ 6,830円(税込)
調べる検査項目:性器クラミジア、性器淋菌、トリコモナス、カンジダ
GME医学検査研究所では、2項目の検査と4項目の検査を選ぶことができます。
万が一失敗しても無料で採直しキットが注文できるスタンダードパッケージと、慣れている方向けのローコストパッケージが用意されています。
ふじメディカル
商品名:4項目セット
料金: 通常配達(男性用)7,500円(税込)
簡易書留(男性用)7,800円(税込)
調べる検査項目:性器クラミジア、性器淋菌、トリコモナス、カンジダ
ふじメディカルでは4項目の検査が受けられます。
検査結果を簡易書留で受け取りたい方のために簡易書留での注文、WEB、普通郵便、Eメール受信、電話で確認したい方のために通常配達の2種類が選べます。
さくら検査研究所
商品名:男性用お手軽検査
料金: 6,310円(税込)
調べる検査項目:性器クラミジア、性器淋菌
商品名:男性用4項目検査B
料金: 7,740円(税込)
調べる検査項目:性器クラミジア、性器淋菌、トリコモナス、カンジダ
さくら検査研究所では性器の検査で2種類の検査キットが用意されています。
各社の検査キットを調べたところ性病検査キットの尿検査で調べられる性病は、『性器クラミジア』『性器淋菌』『トリコモナス』『カンジダ』でした。
『STDチェッカー』と『予防会』は性器クラミジア、性器淋菌の2項目が調べられる検査キット
『ふじメディカル』は性器クラミジア、性器淋菌、トリコモナス、カンジダの4項目が調べられる検査キット
『GME医学検査研究所』『さくら検査研究所』では2項目と4項目を選べるようになっています。
STDチェッカーのように『トリコモナス』『カンジダ』を除いた『クラミジア』『淋菌』の2項目を調べるには理由があります。
というのも、男性の場合そもそも『トリコモナス』『カンジダ』は感染しにくいと言われています。
そのため、『クラミジア』『淋菌』の2項目を集中して検査を行うわけです。
では実際に検査を受ける場合、尿検査ができる時期をみてみましょう。
性病検査キットで尿検査ができる時期は?
性病検査キットでは検査ができる時期というのがあり、場合によっては検査を受けても正しく判定が出ないことがあります。
尿検査は感染の機会から、2〜3日たっていれば検査ができます。
というのも尿検査の場合は菌そのものを調べるため、すぐにでも検査することが可能です。
そのため、不安を感じた時や心配になったときにすぐに調べることができます。
反対に正しく判定がでない時期があるのは、血液検査です。
血液検査では抗体を調べる検査が行われるため、感染していても体内に抗体ができるまで時間がかかってしまいます。
そのため、感染の機会から3ヶ月以降の検査がすすめられています。
尿での検査は抗体を調べるものではなく、そこに付着する菌そのものを調べるため早い段階で調べることができます。
そのため、気になる方はすぐにでも検査を行うことがおすすめです。
おすすめのSTDチェッカーはこちらの公式サイトで注文できます
では性病検査キットで行う、尿の検体採取の方法をみていきましょう。
性病検査キットで尿検査のやり方は?
尿での検査は、性病検査キットの中でも簡単に検体を採ることができます。
というのもざっくりと流れを説明すると、送られてきた検査キットのコップに一度尿を入れ、尿スピッツと呼ばれる容器にいれるだけで終わります。
ただし、注意点がございます。
注意点というのは尿を採るタイミングを起床直後、もしくは前回の排尿から2時間ほどあけて出はじめの尿を採取することです。
ここを間違えてしまうと、うまく検体が採れない場合があるので注意をしましょう。
それでは、今回はSTDチェッカーの使い方の詳しい流れをみていきましょう。(他社の検査キットもほとんど同じ流れとなっているので参考にしてみてください。)
尿採取キットには器具説明書、尿スピッツ、採取用コップ、IDシールが入っています。
使い方としては、まず付属の採取用コップに尿を入れます。
このときの尿を採るタイミングとしては、前回の排尿から2時間ほどあけて、出はじめの尿を採取しましょう。
※健診で検尿を行ったことがある方は、排尿の途中を採ることがあったと思いますが間違えないようにしましょう。
付属の採取用コップに3分の1ほどの尿を採り、尿スピッツに移し替えましょう。
尿が漏れないようにしっかりと締め、ビニール袋で二重包装にして、郵送しましょう。
大事なことなのでもう一度注意点をまとめると、
尿を採るタイミングは、前回の排尿から2時間ほどあけて、出はじめの尿を採取しましょう。
尿検査を初めて受ける方にとっては、難しいかもと不安に感じるかもしれませんが、
実際には簡単に検査が行えます。
では、検体を採って郵送した先ではどういった検査が行われるのか、詳しくみていきましょう。
検査の方法はどういったもの?
尿検査で調べるための検査方法はいくつかの種類があります。
検査方法にはそれぞれ特徴があり、
しっかりと検査を行う方法や精度が悪くなってしまう検査があります。
今回はクラミジアを調べる方法についてみていきましょう。
核酸増幅法
<特徴>
- 感度が高く、クラミジアがわずかでも検出できる
- 感染の機会からすぐに検査できる
- スクリーニング検査として、医療機関でも採用されている検査法
※核酸増幅法にもいろんな検査方法があります。
STDチェッカーでは核酸増幅法の中でもTaqManPCR法という方法が使われています。
ほんのわずかなクラミジアでも見つけることができる感度の高い検査方法です。
酵素抗体法
<特徴>
- 血液中の抗体を調べる検査
- 感染の経験があると、治っていても陽性(+)となる
通常の検査では用いられませんが、クラミジアが子宮や腹腔内(お腹の中)へと進んで行き、膣分泌液では検査ができなくなる場合は医療機関で用いられる方法です。
イムノクロマト法
<特徴>
- クラミジアそのものの存在を調べる検査
- 30~60分ほどで結果がでる
- 他の検査法に比べて感度は低くなります。
市販の妊娠検査薬に似たキットを使って測ります。
結果が出るのが早い反面、他の検査方法に比べて偽陰性、偽陽性が多いというデメリットがあります。
クラミジアを調べる方法として、イムノクロマト法や、医療機関で採用されている核酸増幅法や、酵素抗体法などがあります。
性病検査キットのSTDチェッカーでは、尿検査は核酸増幅法という検査方法が使われているので、信頼ができる検査キットです。
STDチェッカーでは検査後安心できる!
性病検査キットの中には検査の精度が悪い会社もあり、正しく検査が行えているのかが怪しい検査キットもあります。
しかし、上記で調べた検査キットは検査の精度が高く、安心して検査が行えます。
中でも、STDチェッカーは検査の精度が高いのはもちろんのこと、検査後のサポートが手厚いというのが魅力的なポイントです。
というのも上記で調べた検査キットは、どの会社もしっかりと検査を行ってくれるのですが、万が一陽性判定だった場合病院にいく必要があります。
そこで性病検査キットから、病院を紹介してくれると助かりますよね。
STDチェッカーは他の検査キットに比べると、紹介できる医療機関が桁違いに多いんです!
その数は全国で45000件!
連携がとれる医療機関の数は全国で45000件もあり、自分が住んでいる近くの医療機関を紹介してもらうことができます。
具体的に医療機関を紹介してもらう方法は、2つあるので実際に手順をみてみましょう。
紹介制度を利用する場合
①検査結果画面の中で、医療機関受診に関する希望を伝えます。LINEのように気軽にやり取りすることができます。その際、気になることがあれば、受診に関する質問もしましょう。
たとえば、
「〇〇線の沿線だったら受診しやすいです」
「〇〇が不安ですが、どのように話せばよいですか?」 など
②担当の専門員(日本性感染症学会認定士・性の健康カウンセラー)が、状況に応じた医療機関を選定し、連携調整します。
特に、HIV/エイズ検査に関する受診の場合は、比較的大きな病院になるケースが多いため、診療科の担当者へ直接連絡を行い、受付のしかた・診療時間・その他診察に係る情報など、できる限り具体的に確認してくれます。
③担当の専門員から、検査結果画面にて、連携した医療機関の各種情報や、ご質問に対する回答もあわせて伝えてくれます。
これにより、紹介してくれる医療機関について具体的にイメージしながら、安心して受診することができます。
④検査結果画面から、「検査結果表」と「医療機関への案内状」を印刷し、医療機関へ行きます。(印刷できない方は、結果画面を病院で見せるか、郵送でも対応してもらえます。)
医療機関では案内状がないと受診できない場合があるため、これらを持っていくと、STDチェッカーの検査の内容を先生に伝えやすくなり、スムーズに治療を行うことができます。
自分で医療機関を見つけたい場合
紹介してもらう医療機関が自分の希望に合わない場合は、検査結果画面から自分で医療機関を調べることができます。
上記のようにSTDチェッカーで陽性だった場合、検査結果画面から予約するとスムーズに受診が行えます。
まとめ
今回は性病検査キットで性器の検査を受けたい方が、すぐにでも受けられるように尿検査について解説していきました。
男性の方が性器の検査を受けたい場合、『性器クラミジア』『性器淋菌』『トリコモナス』『カンジダ』と書かれている場合は尿での検査となります。
検査キットの中には尿検査や性器の検査と書かれておらず、性病の名前で選ばないといけないことがあるので注意しましょう。
中でも性器クラミジアや性器淋菌は、男性でも最も感染者数の多い性病のため2項目を重点的に調べる検査キットが人気です。
そこで、初めての方はSTDチェッカーがおすすめとなります。
STDチェッカーでは検査を受けた後に、万が一陽性だった場合医療機関へ紹介してくれるサービスが充実しているので、安心して検査を受けることができます。
これから性器の検査を考えている方は下記の公式サイトからSTDチェッカーで注文できるので、すぐにでも購入して検査を行いましょう。