幼児ポピーとよく比較されるのが、幼児教材のZ会幼児コースです。
実際に両方やったことがある!という声もよく耳にします。
「幼児ポピーはかんたんだよ」
「Z会は難しいよ」
噂はよく聞くけどそれぞれに教材の良さがあるので、どちらを選べばいいかわからない方も多いと思います。
結論からいうと、まずは幼児ポピーで試してみることがおすすめです。
というのも取り組みやすさ、コスパの良さで判断した場合、幼児ポピー方が負担なく始められるからです。
子供さんに合えば続けるもよし、合わなければZ会幼児コースを試してみることもありだと思います。
子供の幼児期はあっという間に過ぎてしまうので、いろんなことを学ばせてあげたいところです。
そこで今回は、幼児ポピーとZ会幼児コースを比較して見ました。
幼児ポピーとZ会幼児コースはどんな教材?
はじめに幼児ポピーをおすすめしましたが、どちらもいい教材なのでまずはそれぞれの特徴をみていきましょう。
幼児ポピーの特徴
とにかく勉強が楽しくなる、小学校の入学準備でわくわくするのが幼児ポピーです。
[値段]
- 2〜3歳:1500円(月額)
- 年少:1500円(月額)
- 年中:1500円(月額)
- 年長:1500円(月額)
[届く教材]
・ワーク・ドリル(年中、年長)・付録・絵本・保護者向け冊子
[特徴]
・勉強の習慣がつく
・「できた」を大切にし「取り組む楽しさ」を学ぶ
単に知識を増やすだけが、幼児の時期に必要な学習ではありません。
小学校の入学準備には知識を作る「あたま」の他に「こころ」「からだ」の成長も必要ですよね。
具体的には、鉛筆を正しく持てる、自分で自分の準備ができるというのが必要だと思います。
そういった「こころ・あたま・からだ」をバランスよく育てるというコンセプトで幼児ポピーの教材が作られています。
総合的に育ててくれる、幼児ポピーは当たり前のことを当たり前にできるようにしてくれます。
月刊ポピーの小学ポピー、中学ポピーが学校での学習に寄り添った教材が作られているので、その意識を継いでいるのかもしれません。
Z会幼児コースの特徴
思考力を育て「あと伸び力」を身につける、爆発的に賢くするのがZ会幼児コースです。
[値段]
年少:3500円/月(12ヶ月一括払いで月2975円)
年中:2640円/月(12ヶ月一括払いで月3383円)
年長:2860円/月(12ヶ月一括払いで月3383円)
[届く教材]
・ワーク・体験教材・保護者向け冊子・付録
[特徴]
・思考力を育てる
・実体験を通して「なぜ?」の答えを自分で見つける
Z会幼児コースは、幼児期には「何に対しても疑問を持ち自分なりに答えを見つける練習」が必要と考え教材が作られています。
たとえば、「車はなんで動くの?」という疑問は子供さんには多いと思います。
その答えを自分なりに答えをみつける、
「タイヤが回るから前に進む」
「エンジンで動いている」
「ガソリンで動いている」など
いろんな答えを考えられる子供に育てるということです。
賢い子になるためには問題の難易度も上がるため、ワーク学習と体験学習を中心に思考力を養う問題が多くあり、問題の質は高くなっています。
応用問題が多く難しめになっているので勉強の習慣があり、意欲的な子供さんには向いている教材となります。
・幼児ポピーとZ会の幼児コースを比較
教材の特徴としては、幼児ポピーは基本的な教材、Z会幼児コースは応用的な教材となります。
もっと細かく比較するために、今回は費用、教材内容、教材の最終到達レベルの3点をそれぞれ比較してみたいと思います。
コスパは圧倒的に幼児ポピー
[幼児ポピー値段]
- 2〜3歳:1500円(月額)
- 年少:1500円(月額)
- 年中:1500円(月額)
- 年長:1500円(月額)
※年間払いの場合5%引き
[Z会幼児コース値段]
- 年少:3500円(月額)
- 年中:3980円(月額)
- 年長:3980円(月額)
※年間払いの場合15%引き
コストは比較するまでもなく幼児ポピーが安いです。
幼児ポピーとZ会幼児コースの値段を比べると、半値以下の月額料金で始めることができます。
また、幼児ポピーは顧客満足度を調査するイードアワードで
・学費の満足度が高い通信教育
・継続しやすい通信教育
の2部門で最優秀賞を受賞するほどコスパがいい教材でもあります。
幼児ポピーとZ会幼児コースでは2倍以上の値段の差があるので、コスパで選ぶなら圧倒的に幼児ポピーがおすすめです。
教材内容
教材のボリュームを比較すると、そこまで大差がありません。
幼児ポピーの教材の量
・年少 :約65ページ
・年中・年長:ワーク 約40ページ
ドリル 役40ページ
・特別教材
Z会幼児コースの教材の量
・ワーク :約40ページ
・体験学習 :約25ページ
・付録
ページ数で言えば、幼児ポピーの教材が多くみえますが、
実は、幼児ポピーの教材には、絵本や運動、生活のマナーなど小学校入学時に必要な勉強以外の学習のページが含まれています。
Z会幼児コースには勉強に繋がる学習のページが多くあるので、実際の「勉強のページ」としては同じぐらいのボリュームとなります。
総合的な学習ができるのは幼児ポピー、勉強の力を伸ばすのはZ会幼児コースです。
教材の最終到達レベル
年長さんの3月まで教材を受講したときに、もじ、かず、せいかつはどこまで習うのかを比較してみます。
<幼児ポピー>
『もじ』:ひらがなの読み書き、カタカナの読み、文章を書く
『かず』:10までを理解、10以上に親しむ、足し算・引き算の基礎
『せいかつ』:時計、小学校、生活のマナーやルールなど
<Z会幼児コース>
『もじ』ひらがなの読み書き、カタカナの読み、文章を書く、読解問題
『かず』数を理解、足し算・引き算の基礎、文章問題、
『せいかつ』時計の読み、
最終的な到達レベルは同じようなものですが、
Z会幼児コースは想像力、文章読解力がないと解けない問題も数多くあります。
例えば、時計に関する問題でも、「なんじになにをする?」という問題では、文章でヒントを与え、時計とヒントの答えを線で結ぶという問題があります。
1、ならいごとは4じからはじまる。
2、ならいごとの1じかん前にはいえをでる。
といったヒントをもとに、「いえをでる」という絵と3時の時計を線で結び、正解となります。
この問題では、「ヒントの文章を読解する力」「時計を読む力」の2つの力がないと解けないような問題となっています。
単純に計算ができるというだけでなく、一つ一つが『思考』する問題となっているので、正直初めて学ぶ子にはかなり難しいです。
私の子供は小学1年生になっても、時計の問題は理解に苦しんでいました。
子供さんが学習に意欲的である場合や、親御さんが丁寧に教えてあげられる場合はZ会がおすすめです。
幼児ポピーとZ会幼児コースは結局どっちがいいの?
幼児ポピーとZ会幼児コースのそれぞれの特徴と比較をしていきましたが、どんな違いがあるのかまとめてみました。
<幼児ポピーのいいところ>
・取り組みやすい教材
・一人でもできる簡単な内容で「できた!」と自信がつく
・とにかくコスパがいい
<Z会幼児コースのいいところ>
・考える力がつく
・得意な勉強がもっと得意になる
・小学校に上がる頃にはトップクラスの成績になる
<幼児ポピーが向いていない方>
・勉強ができる子にはかんたんな内容
・しっかりと勉強をしたい子には向いていない
<Z会幼児コースが向いていない方>
・応用問題が多く挫折しやすい
・他教材に比べるとお値段が高め
幼児ポピーは教材内容が基礎的なところを押さえているので、子供さんの確認にも使えると思います。
子供のことをよくみていても、ここは知っているけどここは知らないんだ、といったことがありますよね。
そういった場合の確認にも、幼児ポピーがおすすめです。
しかし、他の教材をやったことがある子はZ会幼児コースに挑戦するのがいいかもしれません。
幼児ポピーとZ会幼児コースの併用はお勉強を簡単にする?
どちらかの教材をひとつに絞るのではなく、どちらも受講するという選択肢もあります。
基礎学習に強い幼児ポピーと応用学習に強いZ会幼児コースを併用することで、さまざまなメリットが生まれます。
たとえば、最初に幼児ポピーでお勉強をし、慣れてきたらZ会の教材で難しい問題に取り組む。
Z会で難しいところは幼児ポピーで再度復習を行い、また難しい問題に取り組む。
こういった勉強方法は大きくなってからでも使える勉強方法なので、ちいさなうちから癖づけるのもわるくはありません。
特に幼児ポピーは安いので、こんな使い方での併用もありですよね。
まとめ
子供のレベルにあわせて幼児教材を選んであげるのが、学習をのばすコツだと思いますが、初めての教材選びだと、どのレベルの教材がいいか正直わからないと思います。
そのため初めての教材では、基礎的なことが学べるものがおすすめです。
子供さんがもう知っている!という問題は自信に繋がりますよね。
勉強に自信がある子供の方が、大きくなって勉強に意欲的に取り組む傾向にあったりなかったり。
特に、難しい教材などは親が解説してあげる必要も出てくるので、常にお勉強をみてあげる必要がでてきます。
慣れるまでは、幼児ポピーで学習し、子供がもっと難しいのに挑戦したくなったときにZ会幼児コースを検討してみましょう。
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