「幼児ポピー」きいどりを2歳児では難しい?年少3〜4歳児向け教材を先取り学習として使う注意すべきポイント。

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幼児ポピーを使って先取り学習を考えている方も、多いと思います。

幼児ポピーの教材は優しめと言われているため、先取り学習に向いてそうですよね。

実は幼児ポピーの教材では、きいどり(3・4歳児さん用)からかずやもじの学習が始まり、ももちゃん(2・3歳児さん用)では後半から学習が始まります。

そのため、早めから数字や文字を覚えさせたい親御さんもいるのではないでしょうか。

その場合、幼児ポピーで先取り学習はできるか気になりますよね。

結論から言うと、幼児ポピーで他の学齢の教材を学習することは可能です。

そのため、かずやもじを楽しく覚えたいという方は、先取り学習もありかと思います。

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ただし上の学年の教材は、かずやもじの勉強だけでなく学齢に合う指の運動などの学習も入ってきます。

そのため勉強は簡単でも、その他の学習は難しいかもしれないので注意が必要です。

今回は、2・3歳児さんが3・4歳児さん対象である幼児ポピーの『きいどり』の教材を使って先取り学習をするにはメリット、デメリット、注意点について解説していきます。

『きいどり』(3・4歳児さん用)の教材内容とは

幼児ポピーで先取り学習を考えている方は、まずは『きいどり』の学習内容を知っておきましょう。

『きいどり』の教材内容は「こころ」「あたま」「からだ」の基礎を育むように構成されており、楽しく遊びながら学べるようになっています。

1年を通して、ひらがなが読めるように、また10までの数に親しんで5までしっかり理解することを目指したカリキュラムが組まれています。

教材は特集、ストーリーの自然な流れで言葉・文字・数を学ぶページや、切ったり、はったり、誌面を使って遊ぶページなどがあります。

切ったり、はったりという動作が入るため、学齢に合った内容にもなります。

例えば、4月号の例を見てみましょう。

<4月号の例>

かずを学ぶページ
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ことばのページ
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こうさくのページ
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おはなしのページ
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4月号の例を見ていただくとわかる通り、物語の中でかずやもじを学習していきます。

そのためある程度、お話を理解できる年齢でないと本来の学習が難しいかもしれません。

きいどりの年間カリキュラムは以下の通りです。

4月号(こころ からだ)・春の野原・運動遊び・おかたづけ・はさみ
   (ことば もじ)・「あいうえお」のつくことば・果物の名前
   (かず かたち)・1、2、3の数字の読みと数の対応

5月号(こころ からだ)・バスごっこ・お母さん・動物園・折り紙工作
   (ことば もじ)・「かきくけこ」のつくことば・動物、お店の名前
   (かず かたち)・1、2、3の数字の読みと数の対応

6月号(こころ からだ)・雨の日・運動遊び・歯みがき・はさみ
   (ことば もじ)・「さしすせそ」のつくことば・乗り物の名前
   (かず かたち)・2、3、4の数字の読みと数の対応

7月号(こころ からだ)・海に行こう・七夕・魚つり・折り紙工作
   (ことば もじ)・「たちつてと」のつくことば・海の生き物の名前
   (かず かたち)・4と5の数を数える・1〜5の数字の読みと数の対応

8月号(こころ からだ)・山に行こう・運動遊び・かぶとむし・折り紙工作
   (ことば もじ)・「なにぬねの」のつくことば・山の生き物の名前
   (かず かたち)・1〜5の数字と数を数える・形:三角

9月号(こころ からだ)・お月さま・花束・消防車・はさみ
   (ことば もじ)・「はひふへほ」のつくことば・丸いもの
   (かず かたち)・1〜5の数を数える・形:丸

10月号(こころ からだ)・運動会・運動遊び・郵便屋さん・折り紙工作
   (ことば もじ)・「まみむめも」のつくことば・食べ物の名前
   (かず かたち)・5の数を数える・数の保存

11月号(こころ からだ)・おいもほり・手遊び・お医者さん・はさみ
   (ことば もじ)・「やゆよ」のつくことば・体の名前・一文字ことば
   (かず かたち)・仲間分け・規則性・複合図形

12月号(こころ からだ)・クリスマス・運動遊び・お正月の準備・はさみ
   (ことば もじ)・「らりるれろ」のつくことば・プレゼントの名前・反対のことば
   (かず かたち)・仲間分け・同じ数

1月号(こころ からだ)・お正月・お正月遊び・おとしだま・はさみ
   (ことば もじ)・「わ、ん」のつくことば・新年のあいさつ・二文字ことば
   (かず かたち)・1〜5の数字と数・複合図形

2月号(こころ からだ)・豆まき・運動遊び・雪の日・はさみ
   (ことば もじ)・五十音を段で言う・街にあるものの名前・同音異義語
   (かず かたち)・数字の数と対応・1〜5の数字の順番

3月号(こころ からだ)・おひなさま・友だち・お引っ越し・手遊び
   (ことば もじ)・五十音を段で言う・気持ちのことば
   (かず かたち)・1〜10の数字の順番・5の数を数える

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カリキュラムの中の『勉強』をみると、きいどりのテーマである『ひらがなが読める』『10までの数に親しんで5までしっかり理解する』を、楽しみながら何度も復習できる流れに
なっています。

ただしこころ、からだのページではお片付けやはさみを使ったこうさく、折り紙こうさくなど2〜3歳児さんには難しいかもしれません。

では、本来の年齢の教材『ももちゃん』を見ていきましょう。

2〜3歳児向け教材『ももちゃん』の内容

2〜3歳児向けの教材『ももちゃん』では、勉強という学習よりも、生活の習慣や、しつけという学習がテーマになっています。

4月号の例を見てみましょう。

<4月号の例>

こころのページ
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こころのページではあいさつをしながらシール貼りを楽しみ、自然とあいさつが身に付くようになっています。

しつけのページ
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しつけのページではトイレの習慣をシールを貼って楽しむことにより、意識づけをはかります。

4月号をみてもらうと、おはなしの中で生活習慣を学ぶことがわかります。

「ポピっこももちゃん」年間カリキュラムは以下の通りです。

4月(こころ)・挨拶「こんにちは!」・ふれあい遊び・しつけ「イヤイヤ」
  (からだ)・運動遊び「ぴょんぴょんジャンプ」・生活「トイレ・小」
  (あたま)・見つけ遊び「かくれんぼ」・色の区別「虹の道」
       ・ポピっこ動物園「象」・これなあにカード(いろいろ)

5月(こころ)・気持ち「どんな顔?」・しつけ「なきむし」・ふれあい遊び
  (からだ)・技能「グーチョキーパー」・生活「手洗い」
  (あたま)・指でなぞる・ポピっこ動物園「きりん」
       ・これなあにカード(春のもの)

6月(こころ)・気持ち「好き好き大好き」・挨拶「いただきます、ごちそうさま」
       ・ふれあい遊び・しつけ「ごろごろ」
  (からだ)・運動遊び「ロボット歩き」・生活「歯磨き」
  (あたま)・大きい小さい・ポピっこ動物園「かば」・これなあにカード(乗り物)

7月(こころ)・挨拶「おはよう、おやすみ」・ふれあい遊び・しつけ「きまぐれ」
  (からだ)・技能「新聞を破る」・からだの部分
  (あたま)・形「なんのかたち?」・ひとつ、ふたつ、みっつ
       ・ポピっこ動物園「ライオン」・これなあにカード(いろいろ)

8月(こころ)・挨拶「ありがとう」・気持ち「こわいこわい」
       ・ふれあい遊び・しつけ「ちょろちょろ」
  (からだ)・運動遊び「飛行機ブーン」・生活「トイレ・大」
  (あたま)・わけてあげる・ポピっこ虫図鑑・ポピっこ動物「りす」
       ・これなあにカード(夏のもの)

9月(こころ)・気持ち「きれいで気持ちいい!」・ふれあい遊び・しつけ「おこりんぼ」
  (からだ)・技能「つまむ/移し替え」・生活「食事」
  (あたま)・違うのどれ?・ポピっこ動物「うさぎ」・これなあにカード(動物)

10月(こころ)・挨拶「ごめんなさい」・ふれあい遊び・しつけ「ほしいほしい」
   (からだ)・運動遊び「クマさんごっこ」・元気に遊ぼ
   (あたま)・音・鳴き声・ポピっこ動物園「とら」・これなあにカード「秋のもの」

11月(こころ)・気持ち「びっくり!」・ふれあい遊び「ぎっこん、ばっこん」
        ・しつけ「あばれんぼ」
   (からだ)・技能「つま先立ち/背伸び」・生活「睡眠」
   (あたま)・形「なにに見える?」・ポピっこ動物園「だちょう」
        ・これなあにカード(いろいろ)

12月(こころ)・気持ち「痛い、痛い」・挨拶「だいじょうぶ?」
        ・ふれあい遊び「にてるところ」・しつけ「せいけつ」
   (からだ)・運動遊び「おすもうごっこ」・生活「お風呂」
   (あたま)・あたまどり「あのつくことば」・ポピっこ動物園「あざらし」
        ・これなあにカード(食べもの)

1月(こころ)・挨拶「おめでとう」・ふれあい遊び「にらめっこ」
       ・しつけ「なに?なに?」
  (からだ)・技能「ひも通し」・風邪ひかない
  (あたま)・仲間分け・ポピっこ動物園「ねこと犬」
       ・これなあにカード(冬のもの)

2月(こころ)・気持ち「大きくなったよ」・挨拶「いってきます」
       ・ふれあい遊び・しつけ「ものぐさ」
  (からだ)・運動遊び「ボール転がし」・生活「衣類の着脱」
  (あたま)・反対語「たくさん・少し、高い・低い」
       ・ポピっこ動物園「ねことライオン」・これなあにカード(働く車)

3月(こころ)・こんなときどうする?・ふれあい遊び・しつけ「かいじゅう大集合」
  (からだ)・技能「紙を折る」・生活「安全」
  (あたま)・数さがし「1から5まで」・ポピっこ動物園「チンパンジー」
       ・これなあにカード(いろいろ)

「ポピっこ ももちゃん」は楽しみながら遊ぶことにより挨拶やトイレなどの生活習慣を自然と意識づけることができ、言葉や知識を増やすことができます。

特に2〜3歳児はなんでも『イヤ!』と言ってしまう時期でもあります。

勉強をすることが楽しいと意識づけ、興味をもつようになることは勉強嫌いにならないためにも、勉強を始める第一歩としては必要となります。

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きいどりを使って先取り学習をするための注意すべきポイント

「きいどり」と「ももちゃん」のカリキュラムを比べてみると、

「きいどり」は勉強を復習しながら理解する。
「ももちゃん」は勉強は楽しいものと意識づける。

と言った違いがあります。

きいどりを使って先取り学習をすると、以下のことが習得できます。

・ひらがなやかずが早くわかるようになる
・学ぶことが好きな子は知識が増える

詳しくみていきましょう。

ひらがなやかずが早くわかるようになる

先取り学習の最大のメリットは同学年の子たちよりも早くひらがなやかずがわかるようになります。

さらに学年が上がっていくと早くひらがなやかずを書けるようになっていきます。

子供が楽しんで学習できれば、ひらがなやかずを学んでいくきいどりのメリットは大きいと思います。

学ぶことが好きな子は知識が増える

ももちゃんには副教材として絵本がいついてきますが、きいどりには毎月特別教材がついてきます。

もじ、かず、ことばを絵や写真でより理解しやすく、遊び感覚で楽しめるような教材となっています。

しかし、先取り学習でいい点もあれば、よくない点もあります。

先取り学習で注意すべき点は以下の通りです。

・生活に関する学習ができない
・勉強をする楽しみが身につかない
・教材を全て使いこなすことができない

生活に関する学習ができない

2〜3歳児では、トイレや歯磨きなど生活に必要な学習が不十分です。

「ももちゃん」の教材には生活に関するトレーニングが遊ぶで学べるようになっていますが、「きいどり」の学習には生活に関する学習が終わっているものとして進められます。

生活に必要な学習を学びたいのであれば、ももちゃんの方が良さそうです。

勉強をする楽しみが身につかない

「ももちゃん」の教材では教材で楽しみ、その延長に勉強があるため、勉強が楽しくなります。

しかし、「きいどり」から始める学習では、かずやことばの決まり事を学んでいくことになるので、理解せずに学ぶと楽しむどころか、勉強が嫌いになってしまいます。

親が簡単すぎると思う教材でも子供が楽しんで学べる教材が一番合う教材となります。

教材を全て使いこなすことができない

「きいどり」の教材内容にも書いてある通り、「きいどり」にはお片付けやはさみを使ったこうさく、折り紙こうさくなどがあります。

かずやことばは教材を通して学べたとしても、はさみを使う行為や折り紙を折るといった行動は2〜3歳児にとってはかなり難しい行動です。(うちの2〜3歳児は折り紙を握り潰し、はさみは握ることさえできません)

ことばやかずだけをできるように特化して伸ばすということであれば先取り学習は向いていますが、教材を余すことなく楽しむには先取り学習では向いていません。

まとめ

今回は、幼児ポピーを使って先取り学習ができるのか解説してきました。

幼児ポピーは、先取り学習で使うことも可能です。

しかし、

「きいどり」は勉強を復習しながら理解する。
「ももちゃん」は勉強は楽しいものと意識づける。

といった目的があるため、本来の目的とは違った使い方となってしまいます。

そのため、

生活に関する学習ができない
・勉強をする楽しみが身につかない
・教材を全て使いこなすことができない

といったことに、注意する必要があります。

一度試してみて、万が一教材が難しくて子供が楽しんでいない場合、先取り学習をやめて同じ学年の学習をしてみることも、アリだと思います。

いつでも教材の変更ができるところが幼児ポピーのいいところです。

下記の公式サイトから、幼児ポピーの申し込みを行えるので、入会を悩んでいる方は今すぐ申し込みを行いましょう!

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