
幼児ポピーの「あおどり」は年長さん向けの教材ですが、年中さんが先取り学習として使ってもいいの?という疑問も多いと思います。
幼児ポピーは学齢によって教材が分かれているため、通常は年齢に合わせた教材を選択するようになっています。
しかし、幼児ポピーは他の教材より簡単と言われているため、
上の学齢の教材でもできるんじゃない?と考える方もいるでしょう。
実際に上の学齢の教材を使うことは、可能なのか調べてみました。
結論から言うと、他の学齢の教材を取り寄せることは可能です!
これから幼児ポピーを始める方は、公式サイトから上の学年の教材で申し込みをすることで受講することができます。
もし難しい場合は、途中からでも同学年の教材に戻すことができるので、まずは試してみましょう。
今回は幼児ポピーは他学年・他学齢の教材は取り寄せる方法や注意点、「あおどり」の難易度について解説していきます。

幼児ポピーは他学年・他学齢の教材を取り寄せることが可能
幼児ポピーは他学年、他学齢の教材を取り寄せることができます。
幼児ポピーでは学年、年齢にあわせてポピーのワークの進度が決まっているのですが、
子供によって成長速度が異なるため、場合によってはワークが簡単に感じることもあります。
そういった場合は、上の学年、上の学齢のワークに挑戦することも可能です。
反対に、基礎をしっかりしたいという場合は、下の学年、下の学齢のワークを取り寄せることも可能です。
幼児ポピーのいいところは子供の成長に合わせてワークの選択も自由に選べると言うところです。
では、教材の変更方法について詳しくみていきましょう。
教材の変更方法
他学年、他学齢の教材を取り寄せる方法は2つです。
①受講開始から他学年、他学齢の教材に変更する
②受講途中から他学年、他学齢の教材に変更する
詳しく解説していきます。
受講開始から他学年、他学齢の教材に変更する
「ポピーのお試し教材」などであらかじめ教材の難易度が把握できている場合、
入会時に「年齢が上の教材」や「年齢が下の教材」を申し込んで取り寄せることができます。
方法としては、公式サイトで申し込みを行う際に、他学齢の教材を申し込みを行いましょう。
受講途中から他学年、他学齢の教材に変更する
幼児ポピーを受講している方でも、途中から教材の変更ができます。
方法としては、届いた教材に記載されているポピー支部に連絡するだけです。
「先取り」をしてみたものの、やっぱり難しいと同学年の教材に途中から戻すこともできるので安心ですよね。
ただし、教材を途中で変更する場合は2ヶ月の時間を要します。
例えば6月の場合、6月20日までに変更することを連絡することで、9月号から教材の変更がされます。
そのため、途中から変更をしたい場合は、実際に教材に反映されるまで少し時間がかかる(2ヶ月)ことは覚えておきましょう。
では、幼児ポピー教材の「あおどり」の難易度はどれくらいなのかみていきましょう。
「あおどり」の難易度は?
年中さんが「あおどり」を先取り学習として使用できるかどうか難易度、学習進度を確認してみましょう。
あおどりの「もじ」と「かず」の到達レベル、参考として他の教材の到達レベルをみてみましょう。
<あおどりの最終到達レベル>
『もじ』ひらがなの読み書き、カタカナの読み、文章を書く
『かず』10までを理解、10以上に親しむ、足し算・引き算の基礎
<他社の年長さん教材の最終到達レベル>
Z会
『もじ』ひらがなの読み書きをマスター
『かず』数を理解、足し算・引き算の基礎、時計の読み
ぷちドラゼミ
『もじ』ひらがなの読み書きをマスター、カタカナと短い文章に親しむ
『かず』1から20までの数を理解、足し算・引き算の基礎、時計の読み
ちゃれんじ
『もじ』メッセージを書ける
『かず』1から10までの足し算を理解
がんばる舎
『もじ』ひらがな・カタカナの読み書き、まとまった文章の音読
『かず』足し算・引き算ができる
あおどりの最終到達レベルは他社の年長さん教材に比べると同じぐらいの水準となっています。特に、『もじ』に関しては、文章が書けるようになるのはありがたいですね。
では、次に教材の内容をみていきましょう。
<あおどりの教材内容>
あおどりのメイン教材は「わぁくん」と「ドリるん」の2冊となります。
副教材として、特別教材が紙かデジタルのコンテンツとして楽しめます。
『ドリるん』はもじ、かず、ことばの練習なので、年中さんでも十分に学習として使えると思います。
しかし、『わあくん』は思考力の向上を目的としており、年中さんでは難しい内容も含まれます。
また年間スケジュールをみてもらうと、「ドリるん」の1〜3月号は小学校入学のための特別号となっています。
入学準備の特別号では、これまでに学習してきた文字・数・言葉のおさらいができます。
巻末には「算数」「国語」のコーナーがあり、小学校生活を意識した内容となります。
あおどりは小学校の入学に向けて準備を進めていく教材内容となっているため、年中さんでは学習しきれない内容かもしれません。
そのため、先取り学習をするときは『ドリるん』メインでの学習がおすすめです。
年中さんで「あかどり」が簡単すぎる場合は「あおどり」を
幼児ポピーで他の学齢の教材を取り寄せたい場合は、連絡をするだけで教材を変えることができます。
しかし、年中さんが年長さんの教材「あおどり」を選択する場合、気をつけるべき点があります。
それは「あかどり」の教材を、全て使いこなせない可能性があることです。
というのも「あおどり」は年長さん向けの教材となっているため、入学準備の教材が入ってきます。
幼児ポピーは小学校で身につける「学習・生活」の基礎となる力を大事にしており、学べることは「もじ・かず・ことば」だけではありません。
特に思考力を鍛えるワークは、年中さんでは難しい可能性があります。
そのため「もじ・かず・ことば」を中心に教材を使いたい場合は、年中さんでも「あおどり」がおすすめです。
年中さんでこれから幼児ポピーを始める方で、どちらにするか迷う方は、まずは「あかどり」から始めてみて、簡単すぎる場合は「あおどり」を検討してみましょう。