
年少さんになると幼児ポピーを始めてみようかな、と考える方も多いと思います。
幼児ポピーは、自宅で気軽にできる家庭学習教材なので、始めやすいですよね。
特に入会金や退会費用などは要らず、月額1500円(税込)で始められるのは、家計にも優しいです。
しかし、
こんなに安くて教材内容は大丈夫?
そもそも幼児ポピーはどんな内容なの?
と、初めて幼児教材を始めるかたは疑問に思うでしょう。
そこで同じ年少の子を持つ親として、気合を入れて調べてみました。
結論から言うと、“かず”や“もじ”以外にも生活習慣や運動を学べるのが年少さん用教材「きいどり」です!
幼児ポピーは学習の習慣を育ててくれる教材なので、自信がつきやすく、生活習慣も身につくのはありがたいですよね。
幼児ポピーを始めてみようかなと考えている方は、今すぐ入会することがおすすめです。
ただ幼児ポピー以外の教材は、どういったことをするのか気になりますよね。
そこで今回は、年少さん向け「きいどり」の内容や、どんな方が向いているのか、他教材はどんな内容になっているのか、申込み方法などを詳しく解説していきます。

きいどりの内容
まずは、年少さんが学習する「きいどり」の内容をみていきましょう。
主教材「きいどり」、特別教材(紙工作)、保護者の方向け冊子が主な内容です。
主教材はオールカラーAB判、66ページシール付きの「きいどり」です。
特別教材ではごっこあそびができるようになっています。
保護者の方向け冊子には全国の会員さんからの投稿、子育てアドバイスなどが載っています。
「きいどり」のお勉強の最終到達目標は、
もじは『ひらがなの読み』、かずは『10までに親しみ、5までを理解』を目指して学習していきます。
年間のカリキュラムは以下のとおりです。
4月号(こころ からだ)・春の野原・運動遊び・おかたづけ・はさみ
(ことば もじ)・「あいうえお」のつくことば・果物の名前
(かず かたち)・1、2、3の数字の読みと数の対応
5月号(こころ からだ)・バスごっこ・お母さん・動物園・折り紙工作
(ことば もじ)・「かきくけこ」のつくことば・動物、お店の名前
(かず かたち)・1、2、3の数字の読みと数の対応
6月号(こころ からだ)・雨の日・運動遊び・歯みがき・はさみ
(ことば もじ)・「さしすせそ」のつくことば・乗り物の名前
(かず かたち)・2、3、4の数字の読みと数の対応
7月号(こころ からだ)・海に行こう・七夕・魚つり・折り紙工作
(ことば もじ)・「たちつてと」のつくことば・海の生き物の名前
(かず かたち)・4と5の数を数える・1〜5の数字の読みと数の対応
8月号(こころ からだ)・山に行こう・運動遊び・かぶとむし・折り紙工作
(ことば もじ)・「なにぬねの」のつくことば・山の生き物の名前
(かず かたち)・1〜5の数字と数を数える・形:三角
9月号(こころ からだ)・お月さま・花束・消防車・はさみ
(ことば もじ)・「はひふへほ」のつくことば・丸いもの
(かず かたち)・1〜5の数を数える・形:丸
10月号(こころ からだ)・運動会・運動遊び・郵便屋さん・折り紙工作
(ことば もじ)・「まみむめも」のつくことば・食べ物の名前
(かず かたち)・5の数を数える・数の保存
11月号(こころ からだ)・おいもほり・手遊び・お医者さん・はさみ
(ことば もじ)・「やゆよ」のつくことば・体の名前・一文字ことば
(かず かたち)・仲間分け・規則性・複合図形
12月号(こころ からだ)・クリスマス・運動遊び・お正月の準備・はさみ
(ことば もじ)・「らりるれろ」のつくことば・プレゼントの名前・反対のことば
(かず かたち)・仲間分け・同じ数
1月号(こころ からだ)・お正月・お正月遊び・おとしだま・はさみ
(ことば もじ)・「わ、ん」のつくことば・新年のあいさつ・二文字ことば
(かず かたち)・1〜5の数字と数・複合図形
2月号(こころ からだ)・豆まき・運動遊び・雪の日・はさみ
(ことば もじ)・五十音を段で言う・街にあるものの名前・同音異義語
(かず かたち)・数字の数と対応・1〜5の数字の順番
3月号(こころ からだ)・おひなさま・友だち・お引っ越し・手遊び
(ことば もじ)・五十音を段で言う・気持ちのことば
(かず かたち)・1〜10の数字の順番・5の数を数える
年少さんの教材では、かずやもじといった学習はもちろんのこと、行事などを使って楽しく学習ができるように工夫されています。
では実際に「きいどり」を始めると、どういったことを学べるのかみていきましょう。
『きいどり』で身につくこと
「きいどり」を受講すると、どういう力が身につくのかを知っておきましょう。
・問題をやり抜く達成感が自信をつける
・生活習慣が身に付く
問題をやり抜く達成感が自信をつける
「きいどり」のいいところは、ストーリーの中に、めいろやシール貼り、線繋ぎ、ひらがな、かずといった勉強に繋がる学習が多く含まれています。
問題をただやるだけでなく、物語の中で学習できるので楽しみながら最後までやり遂げやすくなっています。
教材のページ数が66ページとボリュームが少めになっており、親からするともっと教材をさせたいと思ってしまいがちですが、
難易度が高く、ページの多い教材では「こんなにたくさんできない、難しいからやりたくない」と思われるとよくないと思います。
自分が子供の頃、学生の頃、大人になってからでも、分厚い本を読まないといけないと言われるとすぐにやる気が無くなってしまいます。
少し物足りないくらいでちょうどいいです。
最後までやり遂げることができる=何事も最後までできる!という自信につながります。
生活習慣が身につく
「きいどり」の教材のねらいとしては「こころ」「あたま」「からだ」の基礎を育む教材となっています。
ひらがな・かずなど「あたま」の基礎をつくる学習の他に、「こころ」をはぐはぐむためにおかたづけ、歯磨きなど生活習慣を学習するページもあります。
年少さんの時期でおかたづけをしてくれるようになるのは、なかなか難しいですよね。
おかたづけしないので怒ってみたり、言い聞かせてみたり、
自分からおかたづけをしないといけない!と理解してくれるまでは、自分から率先しておかたづけをしてはくれません。
子供は親が何度おかたづけをしなさいと言ってもおかたづけをしてくれませんが、教材で自分で学ぶことによっておかたづけをしてくれるようになります。
この時期からおかたづけの習慣がついていると、大きくなってからでもその感覚は忘れることはありません。

「きいどり」は自信がつきやすい問題となっているため、楽しく学習ができ、生活習慣も身につきます。
しかし、「きいどり」では、物足りないこともあります。
- 付録は紙製が多くぼろぼろになるので長くは遊べない
- 学習内容が基礎(受験には不向きかな)
付録は紙製が多くぼろぼろになるので長くは遊べない
「きいどり」は安いことがメリットでもあるのですが、教材費を安くするために付録がどうしても安っぽくなってしまいます。
レストランごっこなどの付録がついてきますが、紙製でできており、遊んでいるうちにだんだんぼろぼろになってしまいます。
おもちゃが増えすぎて困る家庭には、付録を遊んで壊れるまでの期間限定で使うのがちょうどいいかもしれません。
学習内容が基礎(受験には不向きかな)
「きいどり」の学習内容は基礎の学習が多く、難しい問題は学べません。
小学校は受験をさせたい、先取りでどんどん学習の幅を広げたいといった方には向いていない教材となっています。
しかし、「きいどり」の教材は安いので、基礎は「きいどり」で学び、応用問題は他教材で学ぶという使い方もできます。
では、「きいどり」で学べることがわかったところで、どういったお子さんが向いているのかみていきましょう。
「きいどり」を始めた方がいい子は?
こんな方は幼児ポピー「きいどり」が向いています!
・絵本やお絵かきなどの座って楽しむ遊びが好き
・机に座る習慣をつけたい
・やさしめの問題で「できた!」を増やして子供の自信をつけたい
・勉強を楽しいものにする土台をつくりたい
幼児ポピーは勉強をすることよりも、勉強をするための土台をつくることを重要視しています。
たとえば年少さんになると、はさみや折り紙など指先を使う遊びができるようになってきます。
座って遊ぶことを覚えると、ご飯を食べるときに座る、勉強をするときに座るといった習慣をつけることができます。
また、教材内容も比較的簡単な内容になっており、できない問題で苦戦するよりも、できたときの達成感を楽しめるようになっています。
できたときの達成感はこの先勉強をするときに必要な感覚でもあります。
しかし、これから小学受験をひかえている子。
・しっかり知識、学力をつけて小学受験に備えたい
・難しい問題にも挑戦して応用問題にも強くしたい
といった方や、
・受講料金が高額になってもいいからタブレット学習がいい
・おもちゃの付録がほしい
といった方は幼児ポピー「きいどり」は向いていません。
では幼児ポピー以外の教材は、どういった内容となっているのかみていきましょう。
他の教材はどんなことをしている?
幼児ポピーの内容はわかったけど、年少さんで他の教材はどんなことをしているか気になりますよね。
今回は幼児教材で有名なこどもちゃれんじ、Z会、まなびwithの教材の特徴とお勉強の最終到達目標をあげていきます。
こどもちゃれんじ (年少さん「ほっぷ」)毎月払い3290円/税込
こどもちゃれんじでは毎月のように付録教材が届き、付録教材であるおもちゃを通して学びを深めていくというスタイルになっています。
「ほっぷ」の最終到達レベル
もじは『運筆練習、ひらがなの読み』、かずは『1から10までの数に親しむ』となっています。
Z会(幼児コース年少)毎月払い3500円/税込
Z会幼児コース年少ではお勉強のワークと体験型の教材があり、お勉強のワークの難易度は低めになっており、体験型の教材では考える力を身に付けます。
Z会年少コースの最終到達レベル
もじは『ひらがなに親しむ』、かずは『数の概念、図形に親しむ』となっています。
まなびwith(年少)毎月払い2310円/税込 ※サービス終了
小学館の通信教育である「まなびwith」では小学館が発行する「プレNEO図鑑」から毎月4ページ選んで届けられ、図鑑を調べて学習する体験ができます。
まなびwith年少コースの最終到達レベル
もじは『ひらがな50音がわかる』、かずは『1〜10の数を数える、図形に親しむ』となっています。
まなびwithは現在、幼児コースのサービスは終了しています。
教材それぞれの特徴はありますが、お勉強の最終到達目標は幼児ポピーと他教材はそんなに違いがありません。
幼児ポピーの受講料と支払い方法は?
幼児ポピー「きいどり」の受講料は月額1500円、入会金、年会費、解約金なしです。
幼児ポピーは続けやすい価格のため初めての教材としては導入しやすく、他教材と併用しても使いやすい金額です。
幼児ポピーの支払いで注意が必要なのは、住んでいる地域によって支払い方法が異なるということです。
ポピーの組織は、教材を作る「本部(株)新学社」と教材を届ける「支部(代理店)」にわかれています。
支部は全国に約400カ所で構成され、住んでいる地域の支部に支払いを行います。
多くの支部では支払い方法が、クレジットカード払い、口座振替、コンビニ・郵便局・銀行の払込取扱票、口座への送金と選べますが、一部の支部では支払い方法が限定される場合があります。
申込みは幼児ポピーの公式サイトから入会できます。
まとめ
年少さんから始める幼児ポピーでは、楽しく勉強の習慣が身につきます。
また勉強だけでなく、生活習慣も学べることは親としても嬉しいですよね。
我が家では、勉強をしたらYouTubeをみていいよ!というルールがあるので、毎日勉強をする習慣がついているのですが、
うちの年少さんは自分には難しい問題だと、すぐにやる気スイッチがオフになってしまいます。
一度難しいと感じてしまうと、苦手意識がついてしまうため、なかなか改善するのが難しいんですよね。
そのため、自信がつく学習は本当に大事だと思います。
その点幼児ポピーの教材は、できた!を大切にしているので、学習の基礎を学ぶことができます。
年少さんから学習に対する苦手意識がなくなることは、今後の学習に取り組む姿勢も変わってくるので、初めての学習には幼児ポピーがかなりおすすめです。
下記の幼児ポピー公式サイトから入会手続きが行えるので、気になる方は今すぐ申し込みを行いましょう。