
年中さんになると、幼児ポピーを初めてみようかなと考える方も多いと思います。
4〜5歳は周りの子が「ひらがなが読める」「文字がかける」「かずがわかる」など勉強している子、していない子で差がついてくる時期。
まわりの子ができていると、うちの子は大丈夫かな?と不安になってしまいますよね。
そこで学べるのが、幼児ポピーの年中さん教材「あかどり」です。
でも初めて幼児ポピーを知った方は、どういった内容なのか気になりますよね。
結論からいうと「あかどり」は、「もじ」「かず」「ことば」だけでなく、生活習慣や運動も学べる幼児教材です。
小学校に入る前に勉強の習慣をつけたい方にも、ピッタリの教材となっています。
小学生、中学生と大きくなるにつれ必ず勉強をしないといけない時期がきますが、勉強の習慣がない子は勉強が嫌いになってしまいがちです。
そこで、年中さんから学習する習慣が身につく幼児ポピーがおすすめです。
今回は幼児ポピーの内容や、どういった方が向いているのか、他教材はどんな内容になっているのか、申込み方法などを詳しく解説していきます。

年中さんの教材『あかどり』の内容
主教材「わぁくん」「ドリるん」、特別教材、保護者の方向け冊子が主な内容です。
4月号の例をみてみましょう。
「あかどり わぁくん」
生活
特集
ちえあそび
言葉あそび
お話
「わぁくん」は6つのコーナーを通して、思考力を中心に総合的な力を伸ばします。
比較的簡単な内容となっており、基礎をしっかり固める内容となっています。
「あかどり ドリるん」
わくわく
もじ
ことば
かず
毎月わくわくページからスタートをし、楽しみながらドリルを進めることで学習のモチベーションもあがります。
年間カリキュラムをみてみましょう。
「あかどり」年間カリキュラム
「あかどり わぁくん」
「あかどり ドリるん」
「特別教材」
「あかどり」のお勉強の最終到達目標は、
もじは『ひらがなのなぞり書き』、かずは『10までを理解、時計がよめる』を目指して学習していきます。
では、あかどりをおすすめする理由をみていきましょう。
「あかどり」をおすすめする理由
「あかどり」をおすすめする理由は3つあります。
・全幼児教材でトップクラスのコスパ
・子供が進んで問題に取り組み、やり抜く達成感が自信をつける
・生活習慣、マナーやルールが身に付く
全幼児教材でトップクラスのコスパ
なんといっても「あかどり」の特徴は月1500円(税込)という値段で、ボリュームのある内容となっていることです。
2歳児向けの「ポピっこ ももちゃん」、年少さん向けの「ポピっこ きいどり」はワークが1冊となっていますが、
年中さんの「ポピっこ あかどり」はワークにドリルが1冊追加され、2冊となります。
他社の教材では月2500円程度が相場なのですが、圧倒的にコスパがいいです。
また、教材内容も通信教育満足度を調べる「イード・アワード」で受賞するほど満足度が高い教材となっています。
子供が進んで問題に取り組み、やり抜く達成感が自信をつける
「あかどり」の教材は基本を大事にしているため、難易度が標準〜簡単に設定されています。
そのため、子供はできることの楽しみを覚え、自分から進んで学習するようになります。
初めから難易度が高い教材では「難しいからやりたくない」と思われるとよくありません。
子供の頃、学生の頃、習っていない難しい課題が出ると心が折れそうになった思い出はありませんか?
初めての学習は簡単で基本をしっかりすることが重要です。
簡単なので最後までやり遂げることができる=何事も最後までできる!という自信につながります。
生活習慣が身につく
あかどりで学べるのは勉強だけではありません。
小学校から始まる集団生活では、さまざまなルールやマナーがあります。
集団生活になれるためにも年中さんから身につけると小学校生活が楽しくなります。
そういった集団生活のルールやマナーは「あかどり」で学べます。
たとえば、食事のマナーや友達の家にいくときのマナーなど言葉で教えにくい、伝えにくいことも教材でイメージしやすくなります。
また、家でもお手伝い、整理整頓など年中さんでもなかなかやってくれないですよね。
自分からお手伝いをしたい!と理解してくれるまでは、自分から率先してお手伝いはしてくれません。
子供は親が何度お手伝いをしなさいと言ってもお手伝いをしてくれませんが、教材で自分で学ぶことによって喜んでお手伝いをしてくれるようになります。
この時期からお手伝い、整理整頓の習慣がついていると、大きくなってからでもその感覚は忘れることはありません。
しかし、幼児ポピーは少し物足りないところもあります。
・学習内容が基礎(受験には不向きかな)
・教材に英語は含まれていない
学習内容が基礎(受験には不向きかな)
「あかどり」の学習内容は基礎の学習が多く、難しい問題は学べません。
小学校は受験をさせたい、先取りでどんどん学習の幅を広げたいといった方には向いていない教材となっています。
しかし、「あかどり」の教材は安いので、基礎は「あかどり」で学び、応用問題は
他教材で学ぶという使い方もできます。
教材に英語は含まれない
幼児ポピーの教材には、英語の学習が含まれていません。
幼児ポピーには、英語だけを学ぶ教材があります。
英語の学習も始めたい場合は、英語専用のコース「ポピーKids English」(月額1,680円・年中〜)の申込が必要です。
まずは、年中さんから学習の習慣をつけるために、「あかどり」から始めてみましょう。
では、どういった方が幼児ポピーがおすすめなのかみていきましょう。
「あかどり」はどういう年中さんが向いている?
こんな方は幼児ポピー「あかどり」が向いています!
・絵本やお絵かきなどの座って楽しむ遊びが好き
・机に座る習慣をつけたい
・やさしめの問題で「できた!」を増やして子供の自信をつけたい
・勉強を楽しいものにする土台をつくりたい
幼児ポピーは勉強をすることも大事ですが、勉強をするための土台をつくることを重要視しています。
たとえば、年中さんになると、ことばのお勉強ではドリルで毎月ひらがなの読みや書きがあるのですが、
ワークの学習の言葉あそびで早口言葉や生活の学習でいろんなあいさつを覚えるなど、たくさんの言葉に触れながら学習していきます。
あかどりの学習はことばやかずのお勉強ばかりではありません。
勉強をする土台にはルールや決まりごとを守るといったこころの成長も不可欠です。
しかし、子供にこうしなさい!ああしなさい!と言ってもいうことを聞いてくれません。
ワークで共通性を見いだす遊び、きまりをみつける遊びなどをすることでこころの発達にもつながります。
また、生活の学習の中で、ルール、マナーといった学習もあります。
教材内容も比較的簡単な内容になっており、できない問題で苦戦するよりも、できたときの達成感を楽しめるようになっています。
できたときの達成感はこの先勉強をするときに必要な感覚でもあります。
しかし、幼児教材の目的が
・しっかり知識、学力をつけて小学受験に備えたい
・難しい問題にも挑戦して応用問題にも強くしたい
といった方や、
・受講料金が高額になってもいいからタブレット学習がいい
・おもちゃの付録がほしい
といった方は幼児ポピー「あかどり」は向いていません。
では、他の教材はどういったことを学ぶのかみていきましょう。
他の教材はどんなことをしている?
幼児ポピーの内容はわかったけど、年中さんで他の教材はどんなことをしているか気になりますよね。
今回は幼児教材で有名なこどもちゃれんじ、Z会、まなびwithの教材の特徴とお勉強の最終到達目標をあげていきます。
こどもちゃれんじ (年中さん「すてっぷ」)毎月払い3290円/税込
こどもちゃれんじでは毎月のように付録教材が届き、付録教材であるおもちゃを通して学びを深めていくというスタイルになっています。
「すてっぷ」の最終到達レベル
もじは『ひらがなの書き、カタカナの読み』、かずは『1から10までの数を理解、時計の読み』となっています。
Z会(幼児コース年中)毎月払い3980円/税込
Z会幼児コース年中ではお勉強のワークと体験型の教材があり、お勉強のワークの難易度は低めになっており、体験型の教材では考える力を身に付けます。
Z会年中コースの最終到達レベル
もじは『運筆練習、ひらがなのなぞり書き』、かずは『1から10までの数を理解』となっています。
まなびwith(年中)毎月払い2585円/税込 ※幼児コース終了
小学館の通信教育である「まなびwith」では小学館が発行する「プレNEO図鑑」から毎月4ページ選んで届けられ、図鑑を調べて学習する体験ができます。
まなびwith年中コースの最終到達レベル
もじは『ひらがな50音を読める・書ける』、かずは『たし算とひき算の基礎を身につける、図形に親しむ』となっています。
※まなびwithは、2025年1月現在は廃盤となっています。
教材それぞれの特徴はありますが、お勉強の最終到達目標は幼児ポピーと他教材はそんなに違いがありません。
幼児ポピーの受講料と支払い方法は?
幼児ポピー「あかどり」の受講料は月額1100円、入会金、年会費、解約金なしです。
幼児ポピーは続けやすい価格のため初めての教材としては導入しやすく、他教材と併用しても使いやすい金額です。
幼児ポピーの支払いで注意が必要なのは、住んでいる地域によって支払い方法が異なるということです。
ポピーの組織は、教材を作る「本部(株)新学社」と教材を届ける「支部(代理店)」にわかれています。
支部は全国に約400カ所で構成され、住んでいる地域の支部に支払いを行います。
多くの支部では支払い方法が、クレジットカード払い、口座振替、コンビニ・郵便局・銀行の払込取扱票、口座への送金と選べますが、
一部の支部では支払い方法が限定される場合があります。
詳しくは幼児ポピーの公式サイトで確認してみましょう。
まとめ
今回は幼児ポピーの年中さん向け「あかどり」について解説してきました。
あかどりは、もじやかずを学習するドリルの他にも、生活習慣や運動が学べるワークがついてきます。
そのため、小学校に入るまでに学習の基礎を作りたい方にはぴったりの教材となっています。
しかし、基礎的な学習となっているため、
・学習に応用問題を取り入れたい
・タブレットを使った学習をしたい
という方は、他の教材も併用した方がいいでしょう。
「あかどり」の内容は大体わかったと思いますが、やってみないとわからない部分もあるので、「ちょっといいかも」と思った方は今すぐ始めてみましょう。
下記の公式サイトから幼児ポピーに入会できるので、すぐにでも申し込みを行いましょう。