小学１年生になると、家庭での学習としてZ会が気になる方も多いと思います。
私にも小学１年生の子供がいるのでZ会を検討しているのですが、Z会の料金を調べてみると、いろんなコース、支払い方法があり、どれを選べばいいのかわからないですよね。
まずコースをみてみると、
Z会は紙教材コース（5,600円/月）とタブレットコース（4,700円/月）があり、紙教材コースは「みらい思考力ワーク」という追加オプション（6,600円/月）を選ぶことができます。
支払い方法では１２ヶ月一括払いだと毎月払いの１５％割引、６ヶ月一括払いだと毎月払いが５％割引となるため、一括払いがお得になっています。
他教材に比べると紙教材コースが少し高い価格となっていますが、Z会には提出課題での確認問題もあり、塾のような通信教材でもあります。
塾に通うことを考えると、かなり安いですよね！
また紙教材コース、タブレットコースのどちらのコースがおすすめなのか調べてみると、
「じっくりと考える力をつけさせたい」「将来の受験も見据えて記述力を鍛えたい」「親子で一緒に学習に向き合う時間を大切にしたい」 と考えるなら、紙教材コースがおすすめ。
「親の負担を減らしたい」「子どもが楽しく自立して学習できるようにしたい」「費用を抑えたい」 と考えるなら、タブレットコースがおすすめ。
ということがわかりました。
今回は、Z会小学１年生を始める方のために、料金体系や他社の料金と比較した結果、Z会を選ぶべき理由、紙教材とタブレットコースどちらを選ぶべきかなどを解説していきます。
Z会小学１年生の料金体系
Z会小学1年生コースは、大きく分けて2つのコースがあります。それぞれ学習スタイルや料金が異なるため、まずはその違いをみていきましょう。
小学生コース（紙教材）： 従来の紙のワーク教材で学習するコースです。書くことを通して思考力を養い、添削指導で個別の丁寧な指導を受けられます。さらに、「みらい思考力ワーク」の有無を選べます。
小学生タブレットコース： タブレット端末を使って学習するコースです。映像やアニメーションで分かりやすく学べるほか、自動採点機能などで学習の効率を高めます。
コース別の詳細な料金と内訳
各コースの具体的な料金を見ていきましょう。料金は、支払い方法によって割引が適用されます。
小学生コース（紙教材）の料金
思考力を鍛える「みらい思考力ワーク」を追加するかどうかで、料金が変わります。
| コース名 | 毎月払い | 6カ月一括払い | 12カ月一括払い |
| みらい思考力ワークあり | 6,600円/月 | 6,270円/月 | 5,610円/月 |
| みらい思考力ワークなし | 5,600円/月 | 5,320円/月 | 4,760円/月 |
※上記の料金は1カ月あたりの受講会費（税込）です。
小学生タブレットコースの料金
| コース名 | 毎月払い | 6カ月一括払い | 12カ月一括払い |
| 小学生タブレットコース | 4,700円/月 | 4,335円/月 | 3,995円/月 |
※上記の料金は1カ月あたりの受講会費（税込）です。
料金体系の特徴をまとめると
Z会の料金体系を比較すると、いくつかの特徴が見えてきます。
12カ月一括払いが最もお得：どのコースでも、12カ月分を一括で支払うのが一番割引率が高く、1カ月あたりの料金を抑えられます。
タブレットコースの方が安価：紙教材コースに比べて、タブレットコースは月額料金が安く設定されています。教材の印刷や配送にかかるコストがないためです。
「みらい思考力ワーク」の追加で料金が変動：紙教材コースでは、思考力ワークを追加することで月額料金が約1,000円上がります。
次に他社の通信教材の費用を調べてみました。
他社の料金と比較した結果
小学1年生向けの主要な通信教材（Z会、進研ゼミ、スマイルゼミ、小学ポピー）の料金を比較してみました。
Z会
Z会は、先ほど解説した通り紙教材とタブレット教材の2つのコースがあります。
小学生コース（紙教材）
「みらい思考力ワーク」なし:
毎月払い：5,600円/月
12カ月一括払い：4,760円/月
「みらい思考力ワーク」あり:
毎月払い：6,600円/月
12カ月一括払い：5,610円/月
小学生タブレットコース
毎月払い：4,700円/月
12カ月一括払い：3,995円/月
進研ゼミ小学講座（チャレンジ・チャレンジタッチ）
進研ゼミは、紙の「チャレンジ」とタブレットの「チャレンジタッチ」があります。
チャレンジ
毎月払い：4,020円/月
12カ月一括払い：3,250円/月
タブレット代:
6カ月以上の継続受講で無料。6カ月未満で退会または学習スタイルを変更すると8,300円かかります。
スマイルゼミ
スマイルゼミはタブレット学習に特化しており、「標準クラス」と「発展クラス」があります。
小学1年生（標準クラス）
毎月払い：4,268円/月
12カ月一括払い：3,278円/月
小学1年生（発展クラス）
毎月払い：5,038円/月
12カ月一括払い：3,828円/月
タブレット代:
入会時に専用タブレット代として10,978円（税込）がかかります。
６ヶ月未満で退会した場合、専用タブレット代３２’８０２円（税込）が請求されます。
６ヶ月以上、１２ヶ月未満で退会した場合、専用タブレット代７’６７８円（税込）が請求されます。
小学ポピー
小学ポピーは紙教材で、手頃な価格が特徴です。
小学1年生
毎月払い：3,300円/月
12カ月一括払い：2,980円/月
※上記料金は2025年8月時点の情報であり、変更される可能性があります。最新の料金は各社の公式サイトでご確認ください。
教材費用だけをくらべると、Z会が少し値段が高い気がします。
しかし、それには理由があります。
Z会を選ぶべき理由
Z会小学生コースを選ぶべき理由を、4つの点にまとめました。
「自ら考える力」と「本物の思考力」が身につく教材
Z会最大の特長は、単なる知識の暗記や問題の解き方を教えるのではなく、子ども自身が「なぜそうなるのか？」と深く考え、答えを導き出す力を養うことにあります。
「みらい思考力ワーク」: 国語や算数に加え、教科横断的なテーマを通して、論理的思考力や問題解決能力を育みます。
本質を理解させる問い: 設問が「○○を覚えなさい」ではなく、「○○になるのはなぜだろう？」といった、子どもの探究心を刺激する形になっています。これにより、表面的な学習ではなく、本質的な理解へと繋がります。
この「自ら考える力」は、中学・高校・大学受験はもちろん、将来社会で活躍するために不可欠なスキルです。
丁寧な添削指導と担任の存在
通信教育でありながら、まるで個別の先生がついているかのようなきめ細やかなサポートを受けられます。
個別添削指導: 提出課題に対して、Z会の専門スタッフが一人ひとりの回答を丁寧に添削し、間違えた理由や次のステップを具体的にアドバイスしてくれます。
担任制: 小学校1年生から担任制を導入しており、子どもの学習状況や性格を把握した上で、最適な学習方法や励ましのメッセージを送ってくれます。これにより、子どもは安心して学習を進められます。
これにより、通信教材でありながら、塾に通っているようなサポートを受けられます。
多様なコースと柔軟な学習スタイル
Z会は、子どもの個性や学習目的に合わせてコースを選ぶことができます。
紙教材とタブレット教材: 実際に手を動かして書くことが好きな子には紙教材を、映像やアニメーションで楽しく学びたい子にはタブレット教材を選ぶことができます。
発展的な内容への対応: 基礎学力に加え、さらに高いレベルを目指すための応用問題も充実しています。難関中学受験を視野に入れているご家庭にも対応できる質の高い内容です。
高い学習効果と実績
Z会は、長年にわたり質の高い教育を提供しており、その学習効果は多くの実績に裏付けられています。
中学受験での合格実績: 多くのZ会受講生が難関中学に合格しており、Z会で培った思考力が受験に役立っていることが証明されています。
学習習慣の定着: Z会のカリキュラムに沿って学習することで、子どもは無理なく日々の学習習慣を身につけることができます。
以上の理由から、Z会は「目先の点数だけでなく、将来にわたって役立つ本物の学力や思考力を身につけさせたい」と考えるご家庭に特におすすめです。
Z会を始めようと思っても、紙教材とタブレットコースどちらを選ぶか迷うところだと思います。
そこで、どちらを選ぶべきか目安を解説していきます。
紙教材とタブレットコースどちらを選ぶべき？
Z会小学生コースの紙教材とタブレットコースは、どちらもZ会ならではの質の高い学びを提供していますが、学習スタイルや費用、親の関わり方などで違いがあります。
どちらを選ぶべきかは、お子さんの性格やご家庭の教育方針によって異なります。
それぞれのコースのいいところ、よくないところを比較して、最適な選択をしましょう。
紙教材コースを選ぶべき人
【いいところ】
「書く力」が徹底的に身につく
記述問題や表現問題の比率がタブレットコースよりも高く、自分の言葉で考えをまとめ、文章にする力が養えます。
これは、将来の論理的思考力や中学受験で重要となる記述問題対策にも非常に役立ちます。
目の負担が少ない
液晶画面を見る時間が少なくなるため、視力への影響を心配する保護者の方におすすめです。
計画的に学習を進められる
毎月送られてくるワークに取り組む形式なので、計画的な学習習慣を身につけやすいです。
1教科から受講できる
苦手な教科や得意な教科だけをピンポイントで受講することが可能です（高学年）。
【よくないところ】
親の関わりが必須
１年生では自己採点が難しく、採点や学習管理を親が行う必要があるため、ある程度の時間と手間がかかります。
料金がタブレットコースより高い
教材の印刷や配送コストがかかるため、タブレットコースよりも月額費用が高くなります。
保管場所が必要
ワークや提出課題が毎月増えるため、保管スペースを確保する必要があります。
タブレットコースを選ぶべき人
【いいところ】
親の負担が少ない
自動採点機能があるため、親が丸つけをする手間が大幅に削減されます。
子どもの興味を引きやすい
映像や音声、アニメーションを使った解説があるため、子どもが飽きずに楽しく学習に取り組めます。
自分のペースで学習できる
子どもの理解度に合わせてAIが問題のレベルを自動調整してくれるため、得意なところはサクサク進み、苦手なところはじっくりと取り組めます。
料金が安い
紙教材コースよりも安価にZ会の質の高い学習を受けられます。
【よくないところ】
記述力がつきにくい
選択式や短答式の問題が中心になるため、紙教材コースに比べると記述力や文章表現力がつきにくい可能性があります。
通信環境が必要
インターネットに接続できる環境が必須となります。
目の負担や誤作動の可能性
長時間の画面視聴による視力への影響や、タブレットの誤作動や通信エラーが発生する可能性があります。
どちらを選ぶべきか？
どちらのコースが優れているということはなく、お子さんの性格やご家庭の教育方針によって最適な選択肢は異なります。
「じっくりと考える力をつけさせたい」「将来の受験も見据えて記述力を鍛えたい」「親子で一緒に学習に向き合う時間を大切にしたい」 と考えるなら、紙教材コースがおすすめです。
「親の負担を減らしたい」「子どもが楽しく自立して学習できるようにしたい」「費用を抑えたい」 と考えるなら、タブレットコースがおすすめです。
迷っている場合は、両方のコースの無料お試し教材を取り寄せて、お子さんの反応を見てから決めるのが一番良い方法です。
Z会はちょっと高いがやる価値あり！
今回は、Z会小学１年生の料金が気になる方のためにZ会の料金の仕組みや他教材に比べた結果を解説してきました。
Z会は紙教材コース（5,600円/月）とタブレットコース（4,700円/月）があり、紙教材コースは「みらい思考力ワーク」という追加オプション（6,600円/月）を選ぶことができます。
料金を他教材と比べると、少し価格が高くなっています。
しかし、Z会には他教材にはない魅力があります。
- 「自ら考える力」と「本物の思考力」が身につく教材
- 丁寧な添削指導と担任の存在
- 高い学習効果と実績
Z会は通信教材の中でも塾に近い教材なので、塾に通うことを考えるとコスパのいい教材です。
Z会を始めようか悩んでいる方は、まずは教材を取り寄せてみましょう！
下記の公式サイトからZ会小学１年生コースを始めることができるので、今すぐ入会して教材を取り寄せましょう！
